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広沢菊春 (3代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
廣澤菊春 (3代目)から転送)
三代目 広沢ひろさわ 菊春きくはる
三代目 広沢(ひろさわ) 菊春(きくはる)
中陰花菱は、広沢派の定紋である。
本名 下地 勇人
生年月日 (1980-08-28) 1980年8月28日(44歳)
出身地 日本の旗 日本北海道河西郡芽室町
師匠 澤孝子
三笑亭夢太朗
名跡 1. さわ勇人はやと
(2011年 - 2022年)
2. 三代目広沢菊春
(2022年 - )
出囃子 新一つとや
活動期間 2011年 -
配偶者 広沢美舟
所属 日本浪曲協会
落語芸術協会
公式サイト 広沢菊春

三代目 広沢 菊春 (ひろさわ きくはる、1980年8月28日 - )は、浪曲師。本名∶下地 勇人。名跡「広沢菊春」の当代。妻は浪曲曲師広沢美舟日本浪曲協会および落語芸術協会所属。

経歴

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北海道河西郡芽室町[1]出身。北海道帯広三条高等学校卒業。2004年1月ミチココシノヨーロッパオフィスに入社[2]

2011年澤孝子に入門し、澤勇人(さわ はやと)を名乗る。2015年5月に年季明け。

2022年10月15日浅草公会堂で行われた「豪華浪曲大会」において三代目広沢菊春を襲名した[3][4][5]。あわせて妻の曲師である沢村美舟も慣例に伴い[注釈 1]「広沢美舟」に改名した。

2023年7月、神田伯山が主任を務める落語芸術協会定席興行で新宿末廣亭に初出演。落語芸術協会所属であった二代目菊春以来59年ぶりの「広沢菊春」の末廣亭高座を務めた[7]。以降も伯山主任の定席興行に出演[注釈 2]していたが、2024年5月に玉川奈々福、国本はる乃とともに落語芸術協会の会員として加入した[8]。芸協では三笑亭夢太朗門下として内輪に入っている[9]

芸歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 浪曲界の慣例では夫婦は同じ亭号を名乗る事となっている[6]
  2. ^ 玉川太福玉川奈々福国本はる乃との交互出演。

出典

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  1. ^ 澤 勇人”. 日本浪曲協会. 2022年10月16日閲覧。
  2. ^ 澤勇人プロフィール”. 澤孝子公認サイト. 2022年12月4日閲覧。
  3. ^ 第55回豪華浪曲大会記念「伝承し飛翔する・繋ぐ名跡!三代目広沢菊春襲名披露興行」”. 日本浪曲協会. 2022年12月4日閲覧。
  4. ^ 沢勇人が三代目広沢菊春を襲名」読売新聞 2022年9月30日
  5. ^ 神野栄子「三代目広沢菊春 「落語浪曲」を復活」『東京新聞 TOKYO Web』2022年11月11日。2022年12月4日閲覧。
  6. ^ 『東京かわら版』2023年4月号 P73・74より。
  7. ^ (日本語) 【密着#05】新宿末廣亭2023年7月下席 〜広沢菊春、登場〜【毎日更新】, https://www.youtube.com/watch?v=G9ottnyn_CA 2024年3月1日閲覧。 
  8. ^ 【新協会員のお知らせ】 - 落語芸術協会 2024年5月8日
  9. ^ 【密着#07】新宿末廣亭2024年7月下席 〜ゴキゲンな笑遊師匠〜 - 神田伯山ティービィー(YouTube)2024年7月28日(2:05で菊春本人により発言)

外部リンク

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