崩壊モード
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崩壊モード(ほうかいもーど、decay mode[1])とは物理学で放射性同位体や不安定な素粒子が崩壊する際、どのような崩壊をするかその様式を分別したものである[1]。単にモードという事もある[1]
原子核の崩壊モードには以下のようなものが挙げられる。
- アルファ崩壊またはベータ崩壊など、放射線放射のエネルギーによる
- 電子またはニュートリノを捕らえることによるもの
- 自発核分裂
- X線や転換電子の制動放射によるもの
- 陽子や中性子の放出によって軽い原子になるもの
- β遅延放出(ベータ崩壊の際に、遅れて陽子やγ線が放出される現象)によるもの
出典
[編集]- ^ a b c 小田稔ほか編 『理化学英和辞典』 研究社、1998年、項目「decay mode」より。ISBN 4-7674-3456-4、ISBN-13:978-4-7674-3456-8。