島根県立島根女子短期大学
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(島根農科大学女子家政短期大学部から転送)
島根県立島根女子短期大学 | |
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大学設置 | 1953年 |
創立 | 1946年 |
廃止 | 2010年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 公立大学法人公立大学法人島根県立大学 |
本部所在地 | 島根県松江市浜乃木7-24-2 |
学部 |
家政科 ◎食物専攻 ◎生活科学専攻 保育科 文学科 ◎国文専攻 ◎英文専攻 |
島根県立島根女子短期大学(しまねけんりつしまねじょしたんきだいがく、英語: Shimane Prefectural Shimane Women's College)は、島根県松江市浜乃木7-24-2に本部を置いていた日本の公立大学である。1953年に設置され、2010年に廃止された。大学の略称は島女短もしくは女短[注 1]。
概要
[編集]大学全体
[編集]- 島根県松江市に所在した日本の公立短期大学で、設置主体は島根県のち公立大学法人島根県立大学。
- 家政系の1学科2専攻体制で1953年[注 2]に島根農科大学女子家政短期大学部として開学。
- その後、二度にわたる学名変更、学科増設もあり、学科体制は最終的に3学科[注 3]となった。
- 2006年度の入学生を最後に[注 4]、2010年に当短期大学の名称は消滅した[7]。
- 島根県立島根女子短期大学における教育
学風および特色
[編集]沿革
[編集]- 1946年 - 島根県立松江女子専門学校が創設される[9]。
- 1949年
- 1950年
- 3月 短期大学の設置が認められず、申請を取り下げる。
- 1953年
- 1961年
- 1965年
- 1966年
- 1973年
- 1985年
- 1988年
- 2006年
- 2010年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 島根県松江市浜乃木7-24-2
教育および研究
[編集]組織
[編集]- 家政科
- 食物専攻 入学定員40名
- 生活科学専攻 入学定員40名
- 保育科 入学定員50名
- 文学科
- 国文専攻 入学定員50名
- 英文専攻 入学定員50名
取得資格について
[編集]- 幼稚園教諭二種免許状と保育士資格が保育科にて設置されていた。
- 栄養士資格が食物専攻にて設置されていた。
- 司書資格が文学科国文専攻・英文専攻にて設置されていた[25]。
- かつては中学校教諭二種免許状が設置されていた[25]。
- 当初は家政科に高等学校教諭二級免許状(家庭 ・保健)も設けられていた[26]。
研究
[編集]- 『島根女子短期大学紀要』[27]ほか。
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]スポーツ
[編集]- バレーボール部が、全日本と中国学生バレーボール連盟に加盟していた[25]。。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
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- 歴代学長
キャンパス
[編集]- 設備[25]。
- 大講義室
- マルチメディア演習室
- 体育館:1996年に竣工。130名収容の研修室が備えられていた。
- 図書館:所蔵資料数はおよそ90,000冊となっていた。
- 周辺:松江市営バス「女子短大前」と称したバス停留所があった。
学生食堂
[編集]- 島根県立島根女子短期大学の学生食堂(学食)は、「カリヨン」と呼ばれていた[25]。
寮
[編集]- 島根県立島根女子短期大学には「紅梅寮」と呼ばれる学生寮があった。収容定員は60名となっており、寮の使用料は一月3,000円と割安であった[25]。。
他大学との協定
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 「椿の道アカデミー」と称した講座が行われていた。主に衣食住や文化・教育などに関するテーマが主たるものとなっていた。
卒業後の進路について
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ 現在の文部科学省。
- ^ a b 入学定員50名[22]
- ^ 平成19年度より学生募集停止[注 13][6]。
- ^ 最終募集となった2006年における体制[24]。
- ^ a b 当記事の短期大学が存続していた時分の内容[8]。
補足
[編集]- ^ 松江市内に他に女子短期大学がなかったため。
- ^ 当初は1950年に開学を予定していた[1][2][3][4][5]。
- ^ うち2学科4専攻。
- ^ 平成19年度より学生募集停止[6]。
- ^ 短期大学名 島根県立松江短期大学
- ^ 出典[1][2][3][4][5]。
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 認可の告示は1960年11月2日[13]。
- ^ 学生数 女155[15]/定員130。
- ^ 旧来より併設されていた県立保育専門学院を発展改組・吸収する形で設置。学生数 女48[17]/定員 50[18]
- ^ 出典[19][20]。
- ^ 学生数 99[21]/定員 100[22]。
- ^ 当記事の短期大学が島根県立看護短期大学を吸収、合併して島根県立大学短期大学部として再編開始したため
- ^ 保健は、食物専攻のみ。
出典
[編集]- ^ a b 文部省a, p. 34.
- ^ a b 文部省b, p. 5.
- ^ a b 全国学校名鑑 昭和25年版より。
- ^ a b 日本教育年鑑より。
- ^ a b c 旺文社1950-01, p. 33.
- ^ a b 文教協会'2007.
- ^ a b 文教協会'2011, p. 253.
- ^ a b c d e 島根県立島根女子短期大学'2005.
- ^ 全国公立短期大学協会三十年誌より。
- ^ 短期大学一覧 昭和28年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和36年度 (短期大学資料 ; 第27号)より。
- ^ 新修松江市誌より。
- ^ 文部省年報 第88年(昭和35年度)より。
- ^ a b 短期大学一覧 昭和40年度 (短期大学資料)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和41年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和49年版より。
- ^ 大学資料 (47)より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和60年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
- ^ 文部省'88, p. 50.
- ^ a b 大学資料 (106)より。
- ^ 文教協会'1988.
- ^ 文教協会'2006.
- ^ a b c d e f 島根県立島根女子短期大学'1997.
- ^ 文部省e, p. 34.
- ^ 島根女子短期大学紀要より。
- ^ 島根県立島根女子短期大学'2001.
参考文献
[編集]1949年短大設置申請分
[編集]- 文部省『申請大学、短期大学等一覧 短期大学審査状況』(PDF)文部省 。
- 文部省『短期大学審査状況』(PDF)文部省 。
- 旺文社『蛍雪時代 19(10);昭和25年1月號』旺文社 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和63年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成23年度』文教協会 。
教員養成機関
[編集]- 文部省大学学術局『教員養成課程認定大学短期大学一覧 : 附指定教員養成機関一覧. (昭和30年) / (編)』(PDF)文部省 。
短期大学入学案内冊子
[編集]- 島根県立島根女子短期大学『島根県立島根女子短期大学(大学案内)1998』島根県立島根女子短期大学 。
- 島根県立島根女子短期大学『島根県立島根女子短期大学 大学案内 2002』島根県立島根女子短期大学 。
- 島根県立島根女子短期大学『島根県立島根女子短期大学(大学案内)絵具箱s2006』島根県立島根女子短期大学 。