市立岸和田市民病院
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(岸和田市立病院から転送)
市立岸和田市民病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 市立岸和田市民病院 |
英語名称 | Kishiwada City Hospital |
前身 | 公立大宮病院 |
標榜診療科 | 内科 消化器内科 循環器内科 代謝・内分泌内科 血液内科 腫瘍内科 神経内科 呼吸器内科 呼吸器外科 外科 心臓血管外科 脳神経外科 整形外科 形成外科 乳腺科 小児科 産婦人科 皮膚科 泌尿器科 耳鼻咽喉科 眼科 歯科口腔外科 精神神経科 麻酔科 リハビリテーション科 放射線科 救急科 乳腺外科 腎臓内科 病理診断科 |
許可病床数 |
400床 一般病床:400床 |
機能評価 | 一般病院2(200~499床)(主たる機能)、緩和ケア病院(副機能):3rdG:Ver.1.1 |
開設者 | 岸和田市 |
管理者 | 小切匡史(院長) |
開設年月日 | 1941年3月 |
所在地 |
〒596-8501 |
位置 | 北緯34度27分40.7秒 東経135度23分45.8秒 / 北緯34.461306度 東経135.396056度 |
二次医療圏 | 泉州 |
PJ 医療機関 |
市立岸和田市民病院(しりつきしわだしみんびょういん)は、大阪府岸和田市にある医療機関である。岸和田市病院事業の設置等に関する条例により設置された市立の病院である。臨床研修認定病院や国指定がん診療拠点病院[1]などの指定を受けている。
公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院(3rdG:Ver.1.1(5回目,2018年3月2日認定,2023年1月11日認定有効期限))[2]。
沿革
[編集]- 1941年(昭和16年)3月 - 岸和田市および泉南郡春木町・山直町・南掃守村の組合病院として、南掃守村大字加守に公立大宮病院が開院。
- 1942年(昭和17年)4月 - 市町村合併により岸和田市立病院と改称。
- 1961年(昭和36年)8月 - 市立岸和田市民病院と改称。
- 1962年(昭和37年)2月 - 総合病院に指定。
- 1993年(平成5年)4月 - 臨床研修病院に指定。
- 1996年(平成8年)5月 - 岸和田市額原町に新築移転。
- 2002年(平成14年)12月 - 大阪府地域がん診療拠点病院に指定。
- 2010年(平成22年)11月 - 地域医療支援病院に指定。
診療科
[編集]- 内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 代謝・内分泌内科
- 血液内科
- 腫瘍内科
- 神経内科
- 呼吸器内科
- 呼吸器外科
- 外科
- 心臓血管外科
- 脳神経外科
- 整形外科
- 形成外科
- 乳腺科
- 小児科
- 産婦人科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 耳鼻咽喉科
- 眼科
- 歯科口腔外科
- 精神神経科
- 麻酔科
- リハビリテーション科
- 放射線科
- 救急科
- 乳腺外科
- 腎臓内科
- 病理診断科
交通アクセス
[編集]不祥事・医療ミス・医療事故
[編集]- 2019年12月 - 呼吸器センター長の男性医師(62歳)が、4月23日、病院と一般社団法人医療健康資源開発研究所が実施した、花粉症の改善効果に関する共同研究をめぐり、病院の倫理委員会での承認や事務手続きが円滑に進むよう取り計らった見返りと知りながら、研究所の代表理事(63歳、贈賄の疑いで逮捕)から賄賂として、現金20万円を自分名義の銀行口座に振り込ませたとしている。12月4日、男性医師は収賄の疑いで逮捕。男性医師は共同研究の責任者として、研究計画書を病院の倫理委員会に申請する立場だった[4]。12月26日、大阪地方検察庁は収賄罪で男性医師を起訴。また、男性医師は2016年3月から2019年4月にかけて、6回にわたって処方箋を偽造し調剤薬局から勃起障害治療薬を詐取したなどとして、有印私文書偽造・同行使や詐欺罪などでも起訴された[5]。2022年2月22日、大阪地方裁判所は、「呼吸器の専門医として具体的な提言をしていた経過が認められる。契約締結に有利な取り計らいがされた事情は見当たらない」として収賄罪については無罪とし、男性医師に対し処方箋を偽造した詐欺罪などで懲役1年、執行猶予3年を言い渡した[6][7]。2023年3月9日、大阪高等裁判所は無罪とした1審判決を破棄。謝礼は「研究を円滑に実施するために支払われた」と認定し、男性医師に懲役2年、執行猶予3年、追徴金20万円を言い渡した[8]。最高裁判所は同年11月20日付で男性医師側の上告を棄却する決定をした。二審の大阪高裁の判決が確定する[9]。
出典
[編集]- 市立岸和田市民病院ホームページ
- ^ “大阪府内のがん診療拠点病院一覧”. 大阪府健康医療部健康推進室健康づくり課生活習慣病・がん対策グループ. 2020年6月30日閲覧。
- ^ “病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2020年6月30日閲覧。
- ^ a b c d “交通アクセス”. 市立岸和田市民病院. 2020年6月30日閲覧。
- ^ “大阪の岸和田市立病院センター長を逮捕 共同研究で収賄容疑”. 産経新聞 2019.12.4 21:21. 2020年8月14日閲覧。
- ^ “岸和田市民病院汚職、収賄罪で医師を起訴”. 産経新聞 2019.12.26 21:04. 2020年8月14日閲覧。
- ^ “贈収賄罪で起訴の医師ら無罪判決 大阪地裁、わいろと認めず”. 朝日新聞 (2022年2月22日). 2022年2月25日閲覧。
- ^ “前市民病院センター長らに無罪 共同研究めぐる贈収賄―大阪地裁”. 時事通信 (2022年2月22日). 2022年2月25日閲覧。
- ^ “医師ら2人に逆転有罪判決 岸和田市立市民病院の贈収賄事件 大阪高裁”. 産経新聞. (2023年3月10日) 2023年3月10日閲覧。
- ^ “医師収賄、逆転有罪確定へ”. ロイター. (2023年11月24日) 2023年11月24日閲覧。