岩手県営運動公園
表示
(岩手県営運動公園ラグビー場から転送)
岩手県営運動公園 | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 | 岩手県盛岡市みたけ1丁目10-1 |
位置 | 北緯39度44分19.2秒 東経141度7分15.2秒 / 北緯39.738667度 東経141.120889度座標: 北緯39度44分19.2秒 東経141度7分15.2秒 / 北緯39.738667度 東経141.120889度 |
開場 | 1966年 |
所有者 | 岩手県 |
運用者 | 岩手県スポーツ振興事業団 |
グラウンド | 天然芝 |
照明 | 4基(全灯406ルクス) |
大型映像装置 | なし |
使用チーム、大会 | |
収容人員 | |
30,000人 | |
アクセス | |
|
岩手県営運動公園(いわてけんえいそうごううんどうこうえん)は、岩手県盛岡市にある総合スポーツ施設である。施設は岩手県が所有し、岩手県スポーツ振興事業団が指定管理者として運営管理を行っている。
概要
[編集]岩手県営運動公園には、野球場や陸上競技場、補助競技場、サッカー場、ラグビー場といった施設が配置され、岩手県のスポーツにおいて中心を担う施設として機能している。
同陸上競技場は、1970年(昭和45年)開催の第25回国民体育大会の会場とするために、1966年(昭和41年)6月に完成した。その後、1999年(平成11年)に、インターハイのサッカー会場となるために改修され、現在の姿になっている。
東北地方の陸上競技場としては、宮城スタジアムに次ぎ仙台市陸上競技場と並ぶ収容人員を誇る。サッカーやラグビーなどの公式戦も行われ、球技場としても使用される。
近年は老朽化が著しく進み、新設や改修を検討すべきではないかとの声も上がっている。
陸上競技場
[編集]メインスタジアム
[編集]- 日本陸上競技連盟第2種公認
- トラック:400m×8レーン
- 天然芝
- サッカー・ラグビーでの使用については芝生保護のため、県内大会の場合は決勝戦のみ、それ以外の東北ブロック大会・全国大会(日本プロサッカーリーグ、ジャパンラグビートップリーグも含む)レベルでのみの開放に限定する。ただしスパイクによるレーン破損を防ぐため、一部人工芝を敷くことを義務付ける。スパイクを使用しない少年サッカー大会や、競技会ではない広域的な人々の参加が見込めるスポーツ教室で利用する場合は内容を審査・検討したうえで許可を出す場合もある[2]。
- 収容人数:30,000人(座席数約20,000・メインスタンド、バックおよびサイドスタンド後部のみ固定座席、他は芝生席)
- 照明設備:メインスタンド、バックスタンド・鉄塔型4基(平均照度:406ルクス(全灯) Jリーグで使用する場合は1500ルクス以上を求めており、現状ではナイター開催不可)
- 2023年4月1日より、1年間契約により、JA全農いわてと命名権契約を結び、「純情産地いわてトラフィール」と命名された。命名権契約金は年350万円(税別)[3]。
サッカーJリーグ・なでしこリーグの開催歴
[編集]- Jリーグの開催実績
- 1993年(平成5年)8月28日、'93JリーグNICOSシリーズ 第8節、ヴェルディ川崎対清水エスパルス…15:00キックオフ、観衆28625人、延長戦終えて0-0からのPK戦を行い、2-3で清水の勝利[4]
- 1999年(平成11年)6月12日 Jリーグヤマザキナビスコカップ2回戦、ヴェルディ川崎対名古屋グランパスエイト…14:00キックオフ、観衆11152人、0-3で名古屋の勝利[5]
- これ以後、Jリーグが提示したスタジアム規格を満たしていないため、2014年(平成26年)にJ3リーグへ正式加盟したいわてグルージャ盛岡の主催試合を含め、Jリーグ公式戦では使用されていない。
- なでしこリーグの開催実績
2012年(平成24年)4月女子サッカーなでしこリーグ日テレ・ベレーザ対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの試合が行われ、なでしこリーグ地方開催としては異例となる7,082人の観客を集めた。
補助競技場
[編集]- トラック 1周300m・直線130m 6レーン(うち3レーンは全天候型)
- 照明塔なし
サッカー場
[編集]フィールドはクレー。特にラグビー場とは、メインスタンドのコンコースを共有する形で背中合わせのような感じで建設されている。天皇杯予選などが行われている。
- 収容人数 4000人(座席数約2000・メインスタンド中央部のみ固定座席、他は芝生席)
- クレーグラウンド
- 照明 200ルクス
- 得点板×2
サッカー公式戦
[編集]天皇杯岩手県予選、東北社会人サッカーリーグ(FCガンジュ岩手、盛岡ゼブラのホーム)の試合などが行われている。
野球場
[編集]軟式専用(岩手県営野球場とは全く別)。両翼90ⅿ・中堅93ⅿ、4000人収容。
駐車場
[編集]- 南第1駐車場(年中無休 普通車100台収容)
- 南第2駐車場(各種大会実施日に開設 普通車449台・軽自動車47台収容)
- 南第3駐車場(12月1日-3月31日休場 普通車150台収容)
- 北駐車場(各種大会実施日に開設 普通車40台収容)
出典
[編集]- ^ 岩手県営運動公園
- ^ 運動公園施設ご案内
- ^ 県民会館は「トーサイクラシックホール岩手」 県有3施設に命名権宮脇稜平2023年4月4日 11時00分(朝日新聞デジタル)
- ^ “’93JリーグNICOSシリーズ 第8節第1日”. Jリーグデータサイト. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “’99Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 2回戦第1戦”. Jリーグデータサイト. 2024年2月21日閲覧。
- ^ 岩手県営運動公園利用方法・料金
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]先代 県立総合運動公園陸上競技場 (諫早市) |
国民体育大会 主競技場 みちのく国体 |
次代 紀三井寺陸上競技場 (和歌山市) |