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瀬戸口克陽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小渕克陽から転送)

瀬戸口 克陽(せとぐち かつあき、1973年(昭和48年)9月9日[1] - )は、日本テレビドラマプロデューサーTBSテレビ執行役員。妻は自民党政治家小渕優子[2]。結婚後の姓は小渕[3]

せとぐち かつあき

瀬戸口 克陽
生誕 (1973-09-09) 1973年9月9日(51歳)
日本の旗 日本鹿児島県[1]
出身校 東京大学経済学部
職業 TBSテレビ編成局編成部長(2019年 - )
TBSテレビ編成局長(2020年 - )
TBSテレビ執行役員(2024年 - )
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経歴

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鹿児島県出身[1]鹿児島県立鶴丸高等学校時代はバスケットボール部所属[4]東京大学経済学部を卒業後、1996年(平成8年)にTBSに入社した[5]。その後、バラエティ番組のスタッフを経て、1997年よりドラマ制作の道へ進む[5]

1998年(平成10年)編成局編成部へ異動。

2001年(平成13年)ドラマ部に戻りプロデューサーとなる。

2004年(平成16年)12月7日に、TBSの同期入社でもあった自由民主党衆議院議員小渕優子と結婚。小渕姓を名乗る

2008年(平成20年)に エランドール賞「プロデューサー賞奨励賞」を受賞した[6]

2009年(平成21年)には米エンターテインメント業界誌ハリウッド・レポーター誌の「アジアの次世代」(NEXT GENERATION ASIA)に選出される。

2010年(平成22年)、プロデューサーを務めた『TBS開局60周年 99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』は、橋田壽賀子が脚本を手掛け、演出の福澤克雄と『華麗なる一族』や映画『私は貝になりたい』以来再びタッグを組んだ5夜連続の近代史ドラマの集大成というべき作品で、高視聴率も話題となった[7]

2012年(平成24年)に編成局編成部へ異動し[1]、部次長に昇進した。2015年6月に再びドラマ制作部に戻る[1][8]

2019年(令和元年)7月1日付で編成局編成部長に昇進した[9]。その後、2020年7月から編成局長となっている[10][11]

2024年(令和6年)1月1日付でヒューマンリソース戦略担当の執行役員に就任した[12]。週刊文春ではジャニーズも担当していると報じた[13]

人物

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  • 花より男子』、『華麗なる一族』などヒット作を手掛け、高視聴率を出したことから高視聴率男と呼ばれるようになる[14]
  • プロデュース作品『Around40〜注文の多いオンナたち〜』から広まった「アラフォー」という言葉は、2008年新語・流行語大賞で年間大賞に選ばれ、社会現象にもなった[11]
  • 編成時代には大ヒット作となった「半沢直樹」や「VIVANT」などの企画立ち上げにも関わった。
  • 2023年からは立教大学でグローバルリーダーシッププログラムの兼任講師を務めている。

テレビドラマ

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プロデューサー・プロデュース
演出補

映画

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企画・プロデュース

脚注

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  1. ^ a b c d e 瀬戸口克陽(インタビュアー:酒井青子)「松本潤主演『99.9』のドラマP「30代になった彼と『花男』のような代表作を」- 5度目タッグ作への思い」『マイナビニュース』、2016年4月17日https://news.mynavi.jp/article/20160417-999/32018年8月13日閲覧 
  2. ^ a b c 杉浦由美子 (2018年2月9日). “『99.9』の好調は小渕優子の夫の手腕(上)”. WEBRONZA. 朝日新聞社. 2018年8月13日閲覧。
  3. ^ <金口木舌>不便を取り除く策は 琉球新報 2014年10月16日
  4. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年8月25日). “【自慢させろ!わが高校】鹿児島県立鶴丸高校(下) 「文武一道」…盛んな部活動”. 産経ニュース. 2021年7月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e 『花より男子』シリーズの仕掛け人が語る! - 大ヒット作の知られざる舞台ウラ”. マイナビニュース. マイナビ (2008年9月4日). 2018年8月13日閲覧。
  6. ^ エランドール賞歴代受賞者一覧”. 日本映画テレビプロデューサー協会 (2008年). 2018年8月13日閲覧。
  7. ^ a b c “99年の愛:最終第5夜 19.1%の高視聴率 草なぎ・仲間ダブル主演のTBS60周年記念ドラマ”. MANTANWEB. (2010年11月8日). https://mantan-web.jp/article/20101108dog00m200004000c.html 2018年8月13日閲覧。 
  8. ^ a b 長谷川朋子 (2016年4月2日). “松本潤主演ドラマ プロデューサー語る「諦めない主人公像」”. ORICON NEWS. オリコン. 2018年8月13日閲覧。
  9. ^ 文化通信社 日刊文化通信速報(第17080号)2019年6月12日(水)Facebook” (2019年6月12日). 2019年6月12日閲覧。
  10. ^ TBSテレビ 企業情報 番組制作会社の皆様へ”. TBSテレビ. 2020年8月2日閲覧。
  11. ^ a b c 中山洋平 (2020年10月23日). “半沢、わたナギ、MIU…TBSのキーパーソンが語るドラマの作り方”. 日経クロストレンド. 日経BP社. 2023年10月12日閲覧。
  12. ^ "小渕優子夫「TBS敏腕プロデューサー」が突然「役員に就任」…テレビマンが騒然としたウラ事情". 現代ビジネス. 講談社. 31 January 2024. 2024年1月31日閲覧
  13. ^ 週刊文春2024年2月8日18頁
  14. ^ 木村拓哉新ドラマヒロイン 柴咲、石原、綾瀬も候補”. NEWSポストセブン. 小学館 (2016年1月24日). 2018年8月13日閲覧。
  15. ^ “99.9II:新シーズンで裁判官を加えた理由 弁護士・検事・裁判官のトライアングルを描く”. MANTANWEB. (2018年1月28日). https://mantan-web.jp/article/20180128dog00m200018000c.html 2018年8月13日閲覧。 
  16. ^ “キンプリ平野紫耀:“第2の道明寺”起用理由は「スター性」 天然キャラは想定以上?”. MANTANWEB. (2018年4月25日). https://mantan-web.jp/article/20180424dog00m200066000c.html 2018年8月13日閲覧。 
  17. ^ 児玉澄子 (2019年7月16日). “石原さとみ『Heaven?』、原作漫画連載終了16年後のドラマ化の背景”. ORICON NEWS. オリコン. 2019年7月17日閲覧。
  18. ^ Movie(松本潤) | Johnny's net”. ジャニーズ事務所公式サイト「Johnny's net」. 2021年2月21日閲覧。

外部リンク

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