小島吉蔵
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小島 吉蔵(吉藏、こじま きちぞう、1885年(明治18年)9月2日[1][2] - 1959年(昭和34年)2月20日[1][2])は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
経歴
[編集]福岡県出身[1][2][3]。農業・小島文右衛門の四男として生れる[1]。熊本陸軍地方幼年学校を経て、1905年(明治38年)11月、陸軍士官学校(第18期)を卒業[1][2][4]。翌年6月、騎兵少尉に任官し騎兵第12連隊付となる[1][4]。
1915年(大正4年)7月、陸軍騎兵実施学校教官に就任し、1916年(大正5年)5月、騎兵大尉に昇進し騎兵第12連隊中隊長となる[1]。1917年(大正7年)8月から1919年(大正8年)7月までシベリア出兵に出征[1]。陸軍騎兵学校教導隊中隊長、騎兵監部員を務め、1923年(大正12年)8月、騎兵少佐に昇進し騎兵学校教官となる[1]。陸士付、近衛騎兵連隊付、皇族附武官(春仁王付)を務め、1928年(昭和3年)3月、騎兵中佐に昇進[1]。騎兵学校教導隊長兼教官を経て、1932年(昭和7年)8月、騎兵大佐に進み騎兵第2連隊長となる[1][3]。
1934年(昭和9年)12月、騎兵第25連隊長に転じ、騎兵監部付を経て、1937年(昭和12年)8月、陸軍少将に進級し騎兵第4旅団長に就任し日中戦争に出征[1][2][3]。1939年(昭和14年)10月、陸軍中将に昇進して騎兵集団長に就任し、1940年(昭和15年)12月に待命となり、同月、予備役に編入された[1][2][3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。