宮崎裕助
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宮﨑 裕助(みやざき ゆうすけ、1974年 - )は、日本の哲学者。専修大学文学部教授。 学位は、博士(学術)(東京大学・2007年)。
略歴
[編集]- 1997年3月、東北大学文学部哲学科卒業
- 2007年12月、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了(博士論文「判断と崇高 カントと美的-政治的判断力における決定の問題」[1])
- 2008年4月、新潟大学人文学部人間学講座准教授(2010年03月まで)
- 2010年4月、新潟大学人文学部人文学科准教授
- 2012年4月、新潟大学大学院現代社会文化研究科現代文化専攻准教授
- 2021年、専修大学文学部教授
研究
[編集]専門は、ヨーロッパの現代哲学。主に、20世紀フランスの哲学者ジャック・デリダの言語哲学及び政治哲学に関する研究と、18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カントの美学に関する研究を行っている。[2]
著書
[編集]- 『判断と崇高 - カント美学のポリティクス』(知泉書館、新潟大学人文学部研究叢書) 2009年:博士論文の書籍化
- 『ジャック・デリダ - 死後の生を与える』(岩波書店) 2020
- 『読むことのエチカ - ジャック・デリダとポール・ド・マン』(青土社) 2024
- 『25年後の東浩紀: 「存在論的、郵便的」から「訂正可能性の哲学」へ』共著 (読書人)2024
翻訳
[編集]- 『有限責任会社』(ジャック・デリダ、高橋哲哉, 増田一夫共訳、法政大学出版局) 2003
- 『盲目と洞察 - 現代批評の修辞学における試論』(ポール・ド・マン、木内久美子共訳、月曜社) 2012
- 『哲学への権利 2』(ジャック・デリダ、西山雄二, 立花史, 馬場智一, 藤田尚志, 津崎良典共訳、みすず書房) 2015
論文
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 新潟大学研究者総覧「宮﨑裕助」
- 宮崎裕助 (@parages) - X(旧Twitter)
- 新潟大学人文学部「人間学ブログ」宮崎裕助アーカイブ