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駿台模試

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
実戦模試から転送)

駿台模試(すんだいもし)は、大学受験対策として、駿台予備学校が実施している模擬試験の総称。

模試の種類

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現在実施されている模試

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高3・高卒生対象

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  • 2021年度実施分より、駿台独自開催の模試に関してはWeb返却のみとなった(ベネッセ共催・代ゼミ共催は除く)。
  • ★が付してあるものは紙媒体での返却がある模試、付していないものはWeb返却のみの模試。
マーク式(大学入学共通テスト対策)[1]
  • 駿台atama+共通テスト模試
年2回実施(第1回は5月、第2回は7月に実施)、オンライン受験と会場受験の選択可。
年2回実施(第1回は9月、第3回は11月に実施、第2回は記述模試として実施)。Web返却は行われず、オンライン受験もできない。
  • 駿台atama+プレ共通テスト
年1回、12月の大学入学共通テストの1か月前にあたる週に開催。オンライン受験と会場受験の選択可。
記述式
  • 駿台全国模試(ハイレベル)
年2回実施(第1回は5月、第2回は9月に実施)。今なお、受験業界では大手3予備校の単独開催公開模試の中では「最難」レベルと謳われている。そのため、全国模試を文字って通称「残酷模試」と呼ばれることもある。受験者は東大京大をはじめとする難関大を志願する生徒が多く、進学校の在卒生が多く占める。
  • 駿台・ベネッセ記述模試(ベネッセコーポレーションと共催)★
年1回、10月に実施。記述模試ではあるが、模擬試験受験当日に使用した答案そのものは返却されない。代わりに受験した教科すべての答案を縮小複写し、そこにパソコン字で採点した文書の形で返却される。Web返却は行われない。駿台全国判定模試(2019年まで、2020年は駿台学力判定模試[2])が2021年度以降は実施されていないため、現在は本模試が(大学別入試実戦模試を除く)駿台の一般公開記述模試において唯一のスタンダードレベルとなる。
  • 実戦模試(大学別模試)
    • 東大入試実戦模試[3](駿台・Z会と共催、年2回実施・2日間開催)
    • 京大入試実戦模試(駿台・Z会と共催、年2回実施)
    • 北大入試実戦模試
    • 東北大入試実戦模試
    • 名大入試実戦模試
    • 阪大入試実戦模試
    • 神戸大入試実戦模試
    • 九大入試実戦模試
  • 入試プレ(大学別模試、代ゼミと共催)[4]

高2生対象

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記述式(ハイレベル)
科目は、第1回・第2回高2駿台全国模試は英語(リスニング必須)・数学・国語のみ、第3回高2駿台全国模試および高2アドバンストは加えて理科(物理、化学、生物)・地歴(地理、日本史、世界史)も実施。
  • 高2駿台全国模試(年3回実施)[5][6]
  • 高2アドバンスト(Z会と共催)

高1生対象

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記述式(ハイレベル)
科目は、いずれも英語(リスニング必須)・数学・国語のみ実施。
  • 高1駿台全国模試(年3回実施)
  • 高1アドバンスト(Z会と共催)

中3生対象

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記述式(ハイレベル)
  • 中3駿台全国模試

過去に実施されていた模試

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記述式(スタンダードレベル)
  • 駿台全国判定模試
2019年まで開催[7]。かつては、高1・高2生向けにも実施されていたが、末期は高3・高卒生のみ対象。駿台独自開催の記述式模試(大学別実戦模試を除く)では、唯一のスタンダードレベル模試であった。

脚注

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  1. ^ 英語リスニングは、「会場放送方式」のみとなる。
  2. ^ 先述の通り、実施されず
  3. ^ 全科目終了後に英語(リスニング)の試験で放送されたスクリプトと音声は、同社のWebで配信される。
  4. ^ 1996年以来実施されていなかったが、2021年に25年ぶりに私大独自の模試が復活した。
  5. ^ 第3回実施分に限り、数学は文系と理系で別個の問題として出題される。
  6. ^ 第3回に関して、1990年代は「高2東大入試模試」と言う名称で実施された。判定対象は、東京大学・前期日程の全科類のみで高3卒対象に実施される東大入試実戦模試の前哨戦的な位置づけであった。その後、「高2東大レベル模試」(判定対象は、日本の大学全て)と名前を変え、現在に至る。
  7. ^ 2020年に駿台学力判定模試(年1回実施)に名称を変更したが、同年に世界的に大流行した新型コロナウイルスの影響による感染拡大防止の観点から中止となったため実施されず、幻の模試となった。

外部リンク

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