宗谷岬ウインドファーム
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宗谷岬ウインドファーム | |
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国 | 日本 |
所在地 | 北海道稚内市 |
座標 | 北緯45度28分13秒 東経141度54分55秒 / 北緯45.47028度 東経141.91528度座標: 北緯45度28分13秒 東経141度54分55秒 / 北緯45.47028度 東経141.91528度 |
現況 | 運用中 |
着工 | 2004年 |
運転開始 | 2005年 |
建設費 | 約120億円[1] |
事業主体 | ユーラスエナジーホールディングス |
運営者 | ユーラスエナジー宗谷[2] |
建設者 | 北海パワーエンジ清水共同事業体[3] |
タービン | |
タービン数 | 57基 |
製造元 | 三菱重工業[4] |
型番 | MWT-1000A[4] |
ハブの高さ | 68メートル |
ローターの直径 | 61.4メートル |
風力発電所 | |
種類 | 陸上 |
陸上面積 | 約1,500ヘクタール[5] |
発電量 | |
最大出力 | 57,000キロワット |
宗谷岬ウインドファーム(そうやみさきウインドファーム)は、北海道稚内市にある集合型風力発電所。2005年(平成17年)11月竣工[1]、同年12月運転開始。
概要
[編集]日本最北端となる宗谷丘陵に立地しており、57基の風力発電機のうち47基が牧草地、10基が森林地域に設置している[5]。総出力57,000 kWの風力発電施設は日本国内最大級であり、稚内市の年間消費電力の約6割相当になる電力を発電している[6]。発電した電力は全量を北海道電力に売電している[5]。
設備
[編集]風車は三菱重工業による1,000 kW風車「MWT-1000A」[7]。大きさはローター直径(ブレードの回転直径)は約62 m、タワー(鉄塔)高さは68 m、ブレード先端までの最大高さは約100 mになっている[7]。風速が秒速3 m以上で発電を開始し、秒速25 m以上で自動停止する仕組みになっている[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “国内最大の風力発電所の完成について”. ニュースリリース. ユーラスエナジーホールディングス (2005年11月15日). 2017年8月5日閲覧。
- ^ “稚内市における風力発電施設の現状”. 稚内市. 2017年8月5日閲覧。
- ^ “宗谷岬ウィンドファーム”. 清水建設. 2017年8月5日閲覧。
- ^ a b “三菱風車/ユーラスエナジー宗谷の納入事例”. 三菱重工業. 2017年8月5日閲覧。
- ^ a b c d 内発協ニュース 2011, p. 1.
- ^ “運転10周年祝う 風力発電施設 ユーラスエナジー 宗谷岬で57基が稼働”. 稚内プレス (稚内プレス社). (2015年9月14日) 2017年8月5日閲覧。
- ^ a b “国内最大規模の風力発電プロジェクトを受注 宗谷岬(稚内市)ウィンドファーム向け”. 三菱重工業 (2004年4月19日). 2017年8月5日閲覧。
参考資料
[編集]- 「宗谷岬ウインドファーム(北海道稚内市)」(PDF)『内発協ニュース』、日本内燃力発電設備協会、2011年、2017年8月5日閲覧。