ボーイズリーグ
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(大津瀬田レイカーズから転送)
略称 | ボーイズリーグ |
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前身 | 日本少年野球連盟 |
設立 | 1970年 |
種類 | 公益財団法人 |
法人番号 | 8120005009604 |
目的 | 青少年の健全育成 |
本部 | 大阪府大阪市浪速区日本橋西1-3-19 南海日本橋ビル2階 |
貢献地域 | 日本 |
会長 | 惣田敏和 |
ウェブサイト | https://www.boysleague-jp.org/ |
ボーイズリーグは、少年硬式野球の団体の一つで正式名称は公益財団法人日本少年野球連盟。公益財団法人日本少年野球連盟(にほんしょうねんやきゅうれんめい、英語: Japan Boys League)は、ボーイズリーグ大会を開催して青少年に硬式野球[1]を指導してスポーツを通じて青少年の健全育成を実施している公益法人。
概要
[編集]鶴岡一人の主導により1970年に大阪市で28チームの少年野球団でスタート。当初は近畿圏を中心に活動していたが、その後全国各地に参加チームが増加し、現在は41支部721チーム(小学生の部、中学生の部を含めて)が参加し、毎年春季大会、夏季の全国選手権大会を中心にして各地で大会が開催されている。さらに世界少年野球大会や日中、日韓親善試合などの海外交流大会も開催されている。
ルール
[編集]- ルールは公認野球規則に準じたものである。
- 基本的なルールはリトルリーグ、リトルシニアの競技規則と同等であるが、リトルリーグで認めていない小学生のランナーの離塁や振り逃げを認めるなど、細かい点は異なる。
- 試合イニングスは小学生は6回、中学生は7回(一般の試合は9回)だが、得点差によってはコールドゲームが設定されることもある。また同点の場合、ほとんどはトーナメントで行うため延長戦が回数・時間無制限で行われたり、またはタイムテーブルの関係で時間制限付きで、同点の場合抽選で次のステップ進出のチームを決めることもある。
- ヘルメットは各チームとも1試合に付き7個以上使用すること。
- 投手は同じ日に小学生は6回、中学生は7回を越えて投球することが禁じられる。また投球回数の端数(0/3,1/3,2/3)は切り上げて1回と見なす。
- ダブルヘッダー(同一日の連戦)での連投も可能だが、2試合を通して上記の規定投球回数を越えてはいけない。
- (例)第1試合で3回まで投球すれば、第2試合は最大小学生は3回、中学生は4回までしか投球できない。
- また小学生は身体を壊す恐れを考え、変化球の使用が禁止されている。
主要大会
[編集]毎年8月に大阪で開催。2020年は中止。
- 春季大会
毎年3月に東京で開催。2011年と2020年は中止。
脚注
[編集]- ^ 「ボーイズリーグ(公益財団法人日本少年野球連盟)とは」公益財団法人 日本少年野球連盟。2024年12月2日閲覧。
参考文献
[編集]この節で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。 |
- 軍司貞則『高校野球裏ビジネス』筑摩書房(ちくま新書711 2008年3月10日)ISBN 978-4-480-06407-3
- プロ野球球団を頂点に野球界の系列化が進められ、ボーイズリーグがその末端となって有力高校への主供給源となっていることを指摘している。