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東鳴子テレビ中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東鳴子テレビ中継局(ひがしなるこてれびちゅうけいきょく)は、宮城県大崎市の旧鳴子町地域に置かれているテレビ中継局

中継局概要

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地上デジタルテレビ放送

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リモコンキーID 放送局名 チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
1 TBC東北放送 46ch 50mW 175mW 宮城県 約400世帯
2 NHK仙台教育テレビ 44ch 全国
3 NHK仙台総合テレビ 45ch 宮城県
4 MMT宮城テレビ放送 48ch
5 KHB東日本放送 49ch
8 OX仙台放送 47ch

地上アナログテレビ放送

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放送局名 開局時チャンネル 空中線電力 移設統合時のチャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域
NHK仙台教育テレビ 2ch(垂直偏波) 100mW 50ch 映像300mW
/音声75mW
映像1.3W
/音声330mW
全国
NHK仙台総合テレビ 4ch(垂直偏波) 同上 52ch 宮城県
TBC東北放送 9ch(垂直偏波) 同上 54ch
OX仙台放送 11ch(垂直偏波) 同上 56ch
MMT宮城テレビ放送 60ch 300mW 60ch
KHB東日本放送 62ch 同上 62ch

所在地

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放送エリア

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備考

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現在の施設は1987年12月23日に後発のUHF局が開設されたのちに移設統合されたものである。在仙VHF(NHK-G, NHK-E, TBC, OX)局は1968年12月20日に民放VHF局が旧鳴子町赤造にて開局(施設の完成は同年12月10日[1]。翌21日にNHKのVHF局が開局した。受信親局は鳴子中継局(出力2W)の電波を受信し、送信chも鳴子中継局のchをそのまま使用。鳴子中継局が水平偏波であるのに対して、東鳴子中継局はブースター局(出力0.1W)で垂直偏波送信だった。当時の仕様空中線は、八木型3素子1段1面。各局個別単体の局舎を所有していた。後発の在仙UHF(MMT, KHB)局は、1977年10月12日に開局。ミニサテライト局仕様のパンザマストの鉄柱と共有局舎のミニボックスをパンザマストに取り付けるタイプで、リング空中線仕様(出力0.3W)だった。しかしここである問題が発生した。先行開局した在仙VHF局の設置場所は、久田旅館前近くの入り口付近に設置されているのに対し、後発の在仙UHF局の設置場所は、陸羽東線の荒雄川鉄橋沿いの川渡(かわたび)側の土手寄りに設置された為、送信場所がVHFとUHFで分離された格好となった。その際、東北電波監理局(現 東北総合通信局)から、「放送用送信施設の設置場所は同一箇所である事が望ましい」との是正勧告があった。移転統合のきっかけとなったのは、VHF局の管理道路の路肩の一部が崩壊し、鳴子中継局を受信する同中継局の受信アンテナの一部が曲がる損傷が発生。電監からの設置場所統合を促す勧告もあった事から、在仙VHF各局も事態を重くみて、後発のUHF局への設備移転計画を正式に決定。また移転に伴い送信chもVHFからUHFへ転換するきっかけともなった。尚この際、送信空中線もリングアンテナからUHF用のダイポールアンテナに変更された。

脚注

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  1. ^ 『鳴子町史 上巻』(1974年5月20日、宮城県玉造郡鳴子町役場発行)596頁。

関連項目

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外部リンク

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