大島襄二
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(大島㐮二から転送)
人物情報 | |
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生誕 |
1920年2月15日 日本愛知県名古屋市 |
死没 | 2014年3月11日(94歳没) |
出身校 | 京都帝国大学文学部地理学専攻 |
学問 | |
研究分野 | 地理学 |
研究機関 | 関西学院大学、帝塚山学院大学 |
学位 | 文学博士(京都大学) |
称号 | 関西学院大学名誉教授 |
大島 襄二(おおしま じょうじ、1920年2月15日 - 2014年3月11日[1])は、日本の地理学者(文化地理学)。文学博士。関西学院大学名誉教授、元帝塚山学院大学教授。太平洋学会第三代会長。
地理学者として学術探検にも赴き、島嶼地理学、文化人類学者としても有名である。愛知県名古屋市生まれ。
略歴
[編集]- 福岡師範学校附属小学校、旧制福岡県立中学修猷館、第五高等学校卒業(1941年まで)。
- 1937年 - 福岡メソジスト教会で受洗。
- 1943年 - 旧制京都帝国大学文学部地理学専攻卒業。同大学大学院入学。
- 1943年 - 旧制同志社女学校で教鞭を執る(1944年まで)。
- 1944年 - 大学院在学中応召、舞鶴海兵団にて脊椎カリエスを発症し、福岡に帰省、後近江サナトリウムに入院、養生。
以降快方に向かい、近江兄弟社中学校・高等学校、同志社高等学校で教鞭を執る(1953年まで)。
学会など
[編集]- 太平洋学会第三代会長 [1]
- ニュージーランド学会初代会長 [2]
- 国立民族学博物館運営協議員(1982年)
- NHK教育テレビに出演。太平洋の島々と日本(放送日:2003年5月20日)
- 日本オセアニア交流協会役員 [3]
- NPO汎太平洋上級教育推進機構理事長
その他
[編集]- 同志社高等学校山岳部部長
- 関西学院大学山岳部部長
- 作詞、作曲(サナトリウム、同志社女学校、同志社高校、帝塚山学院大学に関連)を残す。
著書・論文
[編集]- 『幻のケン・エイ族』(毎日新聞社、1968年)
- 『水産養殖業の地理学的研究』(東京大学出版会、1972年)
- 『文化地理学序説』(理想社、1976年)
- 『森と海の文化』(地人書房、1980年)
- 『文化地理学序説』(理想社、1962年)
- 『魚と人と海―漁撈文化を考える』(日本放送出版協会、1977年)
- 『トレス海峡の人々―その地理学的・民族学的研究』(古今書院、1983年)
- 『文化地理学』(古今書院、1989年)浮田典良、佐々木高明共著
- 『海を語る』(海青社、1988年)
- 『大阪府漁業史』(大阪府漁業史編さん協議会、1997年)共著
- 『熱い心の島 : サンゴ礁の風土誌』(古今書院、1992年)共著
- 『パラワン島の原住民と自然』(関西学院大学、1968年)関西学院大学パラワン島学術探検隊
- 『パラワン島南部の山地民』(関西学院大学、1969年)関西学院大学パラワン島学術探検隊
- 『五年後の霧』(編集工房ノア、2008年)