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甲斐大井駅

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大井駅 (山梨県)から転送)
甲斐大井駅
かいおおい
KAIŌI
小笠原下町 (0.3 km)
(1.0 km) 古市場
地図
所在地
北緯35度36分0.0秒 東経138度27分52.5秒 / 北緯35.600000度 東経138.464583度 / 35.600000; 138.464583座標: 北緯35度36分0.0秒 東経138度27分52.5秒 / 北緯35.600000度 東経138.464583度 / 35.600000; 138.464583
所属事業者 山梨交通
所属路線 電車線
キロ程 15.6 km(甲府駅前駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1930年昭和5年)5月1日
廃止年月日 1962年(昭和37年)7月1日
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甲斐大井駅(かいおおいえき)は、山梨県中巨摩郡大井村(その後、甲西町を経て現・南アルプス市)下宮地にあった山梨交通電車線である。

概要

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小笠原町から南下して、隣接した大井村(その後、共に現・南アルプス市)下宮地地区にあった駅で、1面1線の棒線駅であった。1930年昭和5年)の開業時、貢川駅からここまでが開業区間であった。

当初駅名は国名がつかず単に「大井」であったが、国鉄との連帯運輸が始まったのを受けて1950年(昭和25年)に国名を冠した。大井村はかってあった中巨摩郡の村名で、下宮地・江原・鮎沢・古市場の各地区があり、同村内には「甲斐大井」と「古市場」の2駅があった。

武田信玄の母、大井夫人の出身地で、武田信玄が幼少時学問を学んだ古長禅寺の所在地であるなど、武田氏ゆかりの地でもある。

歴史

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廃線後の状況

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専用軌道の跡地である「廃軌道」上に駅跡地がある。山梨県道42号韮崎南アルプス富士川線で小笠原地区から下宮地地区に入り、「下宮地」バス停付近から右折して御崎神社に向かう小道を進むと、直ぐに廃軌道との交差点に至るが、その手前左側に甲斐大井駅のホームがあった。同地からは廃軌道越し左前方に、下宮地区の共同墓地(安全堂)が見える。

隣の駅

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山梨交通
電車線
小笠原下町駅 - 甲斐大井駅 - 古市場駅

脚注

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参考文献

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  • 花上嘉成『山梨交通鉄道線回想録』(「RM LIBRARY」5号、ネコ・パブリッシング刊、1999年)
  • 運輸省編『山梨軌道』(運輸省公文書)

関連項目

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