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GMO外貨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
外貨ex byGMOから転送)
GMO外貨株式会社
GMO Gaika, Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
102-8223
東京都渋谷区道玄坂1-2-3
渋谷フクラス
設立 2003年9月1日
業種 証券、商品先物取引業
法人番号 1011001041056 ウィキデータを編集
事業内容 金融商品取引業
代表者 代表取締役社長 小西洋平
資本金 4億9000万円
売上高 82億5800万円
(2021年12月31日時点)[1]
営業利益 27億2900万円
(2021年12月31日時点)[1]
経常利益 27億8700万円
(2021年12月31日時点)[1]
純利益 17億4800万円
(2021年12月31日時点)[1]
純資産 128億5800万円
(2021年12月31日時点)[1]
総資産 1248億8300万円
(2021年12月31日時点)[1]
従業員数 128人(2021年12月現在)
決算期 3月末
主要株主 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 100%[2]
外部リンク https://www.gaikaex.com/
特記事項:関東財務局長(金商)第271号
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GMO外貨株式会社(ジーエムオーがいか、: GMO Gaika, Inc.[3])はGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の子会社で、証券業を営む株式会社である。

概要

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2003年、サイバーエージェントの子会社として設立された。2013年1月31日よりヤフーの子会社として「YJFX!」のブランドで展開し、2021年9月27日からGMOフィナンシャルホールディングスの傘下に入った。

GMO外貨は、店頭FX取引外国為替証拠金取引)の「外貨ex」、CFD取引の「外貨ex CFD」、店頭通貨バイナリーオプションの「オプトレ!」の金融サービスを提供している。

「外貨ex」では、スマートフォンアプリの使い易さを心がけており、外貨両替(現受・現渡)も可能である。

取引ツールとして、「Exチャート」、「Desktop Cymo(デスクトップサイモ)」、「Cymo NEXT(サイモネクスト)」「iPhone Cymo(アイフォーンサイモ)」「Android Cymo(アンドロイドサイモ)」などが利用できる。

取扱商品

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商品名 内容 備考
外貨EX 外国為替証拠金取引。通貨ペア数は25種類。主要通貨の取引単位は1,000通貨単位。

レバレッジは1・10・25倍(法人の場合1・10・25・50・100倍)のコースがある。

スプレッドは米ドル/円で0.2銭[4]

外貨EX CFD CFD取引。
オプトレ! 外国為替による店頭バイナリーオプション。通貨ペア数は8種類。

沿革

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株式会社シーエー・キャピタル

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株式会社サイバーエージェントFX

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  • 2006年10月1日 - 株式会社サイバーエージェントFXに社名変更[5]
  • 2007年9月 - 金融商品取引法に基づく第一種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第271号)に登録。
  • 2008年4月 - 渋谷マークシティに本社を移転。
    • 同月 - 「外貨ex」FX専業初のFX取引のモバイルアプリNTTドコモ版「Cymo(サイモ)」のサービス開始。
    • 9月 - TRUSTe認証の取得。
    • 10月 - 「外貨ex」パソコンデスクトップ用の「Desktop Cymo(デスクトップサイモ)」のサービス開始。
  • 2009年6月 - 「外貨ex」のコールセンター24時間受付のサービス開始。
    • 12月 -「外貨ex」世界初、Adobe AIR使用のFXトレードツールアプリ「Cymo NEXT(サイモネクスト)」サービス開始。
    • 同月 - 総口座数が10万口座を突破。
  • 2010年2月 - 金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第271号)に登録。
    • 同月 - 法人向けカバー取引「C-NEX」のサービスを開始。
    • 3月15日 - 取引所外国為替証拠金取引(取引所FX取引)の「くりっく365」のサービスを開始。
    • 4月 - 預かり資産残高が500億円を突破。
    • 4月19日 - 個人向けカバー取引「C-NEX」のサービスを開始。
    • 7月 -「くりっく365」コールセンター24時間受付開始 。
    • 11月 - 「外貨ex」のテクニカル分析ツール「Exチャート」をリリース。
    • 12月 - 預かり資産残高300億円を突破。
  • 2011年8月 - 「外貨ex」FX業界初「Windows Phone」対応「Cymo(サイモ)」のサービス開始。
    • 9月 - FXトレードツールアプリ「Cymo NEXT(サイモ ネクスト)」をバージョンアップ。
  • 2011年12月 - 店頭外国為替証拠金取引(店頭FX取引)の「CyberAgent FX MT4」のサービスを開始。(その後、2015年3月に終了)
  • 2012年4月 - 預かり資産残高500億円を突破。
    • 5月 - 「外貨ex」スマートフォン向けの取引のサービス開始。
    • 12月12日 - ヤフーがサイバーエージェントFXを210億円で買収[6]
  • 2013年1月31日 - 株式会社サイバーエージェントからヤフー株式会社へ当社の全株式を譲渡[7]
    • 1月 - 総口座数が20万口座を突破。
    • 7月 - 東京都港区赤坂9-7-1(ミッドタウン・タワー20F)に本社を移転。
    • 8月 - 「外貨ex」Tポイントをキャンペーンに導入。
    • 9月24日 - 店頭通貨バイナリーオプションオプトレ!」のサービスを開始。
    • 10月 - 「外貨ex」アイバッド用の「iPad Cymo(アイパッドサイモ)」のサービス開始。
  • 2014年2月 - 100%出資英国子会社「Gulliver FX Limited」が営業開始。

ワイジェイFX株式会社

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  • 2014年3月1日 - ワイジェイFX株式会社「YJFX!」へ社名変更、「くりっく365」事業をインヴァスト証券へ事業継承[8][9]
  • 2015年3月11日 - 預かり残高1,000億円突破[10]
    • 同月 - 店頭外国為替証拠金取引(店頭FX取引)の「MT4」のサービスを終了。
    • 5月 - 店頭外国為替証拠金取引(店頭FX取引)の「トレードコレクター」のサービスを開始。
    • 同月 - 100%出資英国子会社「Gulliver FX Limited」による「Gulliver FX」のサービスを終了。
    • 6月 - 預かり資産残高が1,000億円を突破。
    • 9月 - レンジオプション「オプトレ!」のサービスを開始。
  • 2016年6月 - 100%出資英国子会社「Gulliver FX Limited」を売却。
    • 3月 - 総口座数が30万口座を突破。
    • 10月 - 東京都千代田区紀尾井町1-3(東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー23F)に本社を移転。
  • 2017年1月 - 法人向け店頭外国為替証拠金取引(店頭FX取引)の「トレードコレクター」のサービスを終了。
    • 7月 - 個人向け店頭外国為替証拠金取引(店頭FX取引)「トレードコレクター」のサービスを終了。
    • 11月 - 日本証券業協会に加入。
  • 2018年1月 - 投資信託の販売事業を開始[11]
    • 3月12日 - 100%出資子会社「トレーディア株式会社」を設立。
  • 2019年10月1日 - グループ再編による持株会社移行により、「Zホールディングス」の子会社となった。
  • 2020年1月13日 - 「YJFX!」で取引するたびPayPayか現金あげちゃうサービスを開始[13]
    • 3月2日 - 「トルコリラ/円」、「メキシコペソ/円」、「英ポンド/豪ドル」の取扱を開始[14]
    • 同月 - 「外貨ex」でオンライン本人確認サービスを導入。
    • 6月 - 「外貨ex」のFX取引アプリ「外貨exアプリ」のサービス開始。
    • 11月 - 総口座数40万口座を突破。
  • 2021年1月 - メディアコンテンツ「ファイナンススタジアム」サービス開始。
    • 5月 - ファイナンススタジアムYouTubeチャンネル「ファイスタTV」を開設。

外貨ex byGMO株式会社

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GMO外貨株式会社

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不祥事

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  • 2016年2月2日、元従業員の持ち出しにより顧客情報最大18万5626件がネット上へ流出したことが発覚した[19]

CM

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 外貨ex byGMO株式会社 第20期決算公告
  2. ^ GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 (27 March 2023). 第12期 有価証券報告書 (PDF) (Report). 2023年11月19日閲覧
  3. ^ 会社概要”. GMO外貨株式会社. 2023年11月19日閲覧。
  4. ^ USD/JPY(米ドル/円)スプレッド縮小のお知らせ”. YJFX (2019年10月15日). 2019年10月27日閲覧。
  5. ^ 連結子会社 株式会社シーエー・キャピタルの社名変更について”. サイバーエージェントプレスリリース (2006年9月28日). 2015年10月3日閲覧。
  6. ^ ヤフーが金融事業に参入、サイバーエージェントFXを買収”. インプレス (2012年12月12日). 2019年10月27日閲覧。
  7. ^ ヤフー株式会社への株式異動完了のお知らせ”. YJFXプレスリリース (2013年1月31日). 2019年10月27日閲覧。
  8. ^ 「YJFX!」、社名変更でブランドチェンジ”. YJFXプレスリリース (2014年3月3日). 2019年10月27日閲覧。
  9. ^ サイバーエージェントFXが社名変更へ ヤフーとの連携強化”. 日経新聞 (2013年11月19日). 2019年10月27日閲覧。
  10. ^ 預かり残高1,000億円突破のお知らせ”. YJFXプレスリリース (2015年3月11日). 2019年10月27日閲覧。
  11. ^ ヤフー、投信販売に参入 利用者のマネー取り込み”. 日経新聞 (2017年1月17日). 2019年10月27日閲覧。
  12. ^ 「C-NEX」サービス終了のお知らせ”. YJFX (2019年7月12日). 2019年10月27日閲覧。
  13. ^ YJFX!で取引するたびPayPayか現金あげちゃう!”. YJFX (2019年12月9日). 2019年12月22日閲覧。
  14. ^ 「トルコリラ/円」、「メキシコペソ/円」、「英ポンド/豪ドル」取引開始のお知らせ”. YJFX (2020年3月2日). 2020年4月9日閲覧。
  15. ^ 商号変更および新経営体制のお知らせ”. 外貨ex byGMO (2021年9月27日).
  16. ^ 本社移転のお知らせ』(プレスリリース)外貨ex byGMO株式会社、2022年5月30日https://www.gaikaex.com/gaikaex/news/016577.html2023年11月19日閲覧 
  17. ^ CFD取引サービス「外貨ex CFD」提供開始のお知らせ”. 外貨ex byGMO (2023年4月5日). 2023年4月17日閲覧。
  18. ^ 外貨ex byGMO株式会社、2023年7月1日より「GMO外貨株式会社」に社名変更』(プレスリリース)外貨ex byGMO株式会社、2023年5月24日https://www.gmo.jp/news/article/8418/2023年11月19日閲覧 
  19. ^ ワイジェイFX、顧客情報19万件流出 元従業員が持ち出し”. 日経新聞 (2016年2月2日). 2019年10月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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