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谷中銀座商店街

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
夕やけだんだんから転送)
「夕焼けだんだん」から谷中銀座商店街を望む
谷中銀座

谷中銀座商店街(やなかぎんざしょうてんがい)は、 東京都台東区谷中にある、1950年代から続く昔ながらの商店街[1]。約60軒の店舗飲食店が並んでいる。「台東区思い出の景観30選」指定の観光名所[2]。本項では、谷中銀座商店街に繋がる階段「夕やけだんだん」についても解説する。

所在地

夕やけだんだん

夕暮れ時の夕やけだんだん。看板の傍に三毛猫がいる。

東京都荒川区西日暮里三丁目10番・13番と14番の間にある、日暮里駅方面から谷中銀座に下る坂(階段)であり、御殿坂の延長線上にあたる[3][4]

1990年に石段が改装された際の愛称募集時に、作家・タウン誌『谷根千』編集者の森まゆみが命名した[5][6]。階段の傾斜は15度で緩やかであり、高低差は4メートル、段数は36段ある。幅は4.4メートルあり、長さは15メートルとなっている[7]

谷中銀座商店街を舞台とした作品

  • 癒し屋キリコの約束(小説、テレビドラマ)
  • 谷中銀座コーリ駄菓子店出納帳 お客さまは、神さまです。(ライトノベル)

夕やけだんだんを舞台とした作品

脚注

  1. ^ 残したいのは商店街という文化です”. 【谷中ぎんざ公式HP】. 2021年5月4日閲覧。
  2. ^ 谷中銀座商店街』 - コトバンク
  3. ^ 夕やけだんだん - 荒川区
  4. ^ 夕やけだんだん TAITO おでかけナビ 台東区役所観光課
  5. ^ 夕焼けだんだん(レッツエンジョイ東京)”. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月19日閲覧。
  6. ^ 森まゆみ、渡邊直樹「巻頭インタビュー 森まゆみ:町づくりには、一人でいる自由が大事。それでも、寂しい時には参加できる」『地域人』第22号、大正大学出版会、2017年、6-13頁、ISBN 978-4909099051 
  7. ^ 松本泰生 『東京の階段 –都市の「異空間」階段の楽しみ方-』、日本文芸社、2007年、p.144.

外部リンク