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堤規至

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堤のりゆきから転送)

堤 規至(つつみ のりゆき、1963年5月11日[1] - )は、アニメーターCGIクリエイター千葉県出身[1]

来歴・人物

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1982年3月21日高校卒業と同時にシンエイ動画へ入社。仕事は『怪物くん』の動画から始まり、『フクちゃん』で原画を担当するようになる[1]

エスパー魔美』ではチーフディレクターを務めた原恵一と共に当時若手の1人であったが、プロデューサーの別紙壮一総作画監督として抜擢(第7話までは作画監督補、第8話より富永貞義と共同で担当)。以降『チンプイ』や『21エモン』、『クレヨンしんちゃん』にアニメーターとして作画面から作品を支え続けた。

CGについては最初趣味で始めたものだったが、それを本郷みつるが「面白そうだ」と『クレヨンしんちゃん』に取り入れたのが始まりとなり[1]、作画と平行してCGを手掛けるようになった。『クレヨンしんちゃん映画大全』のインタビューでは「やっぱりメインは作監、次がCG」[1]と語っていたが、徐々にアニメーター業から離れていき[2]、CGの仕事がメインとなっていった。2020年代からは再びアニメーターとして作画を手掛けるようになる。

名義をつつみのりゆき、または堤のりゆきと表記することもあり、『映画クレヨンしんちゃん』では本名と合わせ3つの名義を使用したこともあった。堤によると「名前は別に使い分けてるんじゃなくて、一本の作品に仕事が何回も出てくるからという理由からだけ」だという[1]

主な参加作品

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テレビアニメ

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劇場アニメ

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Webアニメ

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 品川四郎・ブレインナビ『クレヨンしんちゃん映画大全』、双葉社、P.171。
  2. ^ ドラえもん (2005年のテレビアニメ)』で制作デスクを務めた岡田麻衣子は「もう、やり尽くしたみたいなことは言っていましたね、作画としては」と語っている(『藤子不二雄FCネオ・ユートピア』52号、P.57)。
  3. ^ 山本福雄と連名。
  4. ^ 絵コンテはつつみのりゆき、または堤のりゆき名義。CGは特番のアバンのみ。CGIクリエイターとなってからは作画としてテレビシリーズに参加はしていない。
  5. ^ 2011年11月25日放送「メカ・メーカー」を担当。クレジット上では「シンエイ動画」となっている(『藤子不二雄FCネオ・ユートピア』52号P.62参照)。2015年2月6日放送「恐竜ハンター」・3月13日放送「のび太のダンボール宇宙ステーション」では漢字表記で名前がクレジットされた。
  6. ^ 2024年9月7日放送「のび太とギリシャのケーキ伝説」(ドラえもん誕生日スペシャル)
  7. ^ この他、ヘンダー城の内部図解CGも担当している(ノークレジット)。

関連項目

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