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堀詰停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堀詰駅から転送)
堀詰停留場
堀詰停留場、朝倉行きが停車中
ほりづめ
Horizume
はりまや橋 (0.3 km)
(0.3 km) 大橋通
地図
所在地 高知県高知市本町一丁目
北緯33度33分34.18秒 東経133度32分21.23秒 / 北緯33.5594944度 東経133.5392306度 / 33.5594944; 133.5392306座標: 北緯33度33分34.18秒 東経133度32分21.23秒 / 北緯33.5594944度 東経133.5392306度 / 33.5594944; 133.5392306
所属事業者 とさでん交通
所属路線 伊野線
キロ程 0.3 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1904年明治37年)5月2日
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堀詰停留場(ほりづめていりゅうじょう)は、高知県高知市本町一丁目にあるとさでん交通伊野線路面電車停留場である。

歴史

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堀詰停留場が開業したのは1904年明治37年)5月[1][2]。とさでん交通の前身である土佐電気鉄道の創業より存在する停留場である[1]。創業当時の路線は本町線(堀詰 - 乗出間、のちの伊野線)と潮江線(梅の辻 - 桟橋間)の2路線で、当停留場は本町線の起点であった[1]。開業の2年後には潮江線の梅の辻から堀詰までの区間が開通し、潮江線は桟橋線に改称、当停留場は本町線と桟橋線が接続する停留場となった[1][3]。当時の桟橋線は堀詰停留場から南へ伸び、鏡川の土手に突き当たると進路を東に変えて潮江橋の北詰に向かい、そこから鏡川を渡って梅の辻停留場へと至る経路をとっていた[4][3]

その後1907年(明治41年)には堀詰からはりまや橋を経て下知に至る路線(のちの後免線)が開通、当停留場は3方向の路線が集結するターミナルとなった[1]。しかし1928年昭和3年)に江ノ口線(現在の駅前線)、桟橋線のはりまや橋 - 潮江橋北詰間が相次いで開業すると、はりまや橋停留場に4方向の路線が集結することになり、当停留場に代わって新たなターミナルとなった[1]。一方、はりまや橋 - 潮江橋北詰間の開通によりそれまで堀詰から潮江橋北詰までを結んでいた桟橋線の線路は廃止され[1]、当停留場は伊野線内の一停留場となった。

年表

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停留場構造

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堀詰停留場は伊野線の併用軌道区間にあり、道路上にホームが設けられている。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置されている(相対式ホーム[2]。線路の北側にはりまや橋方面行きのホーム、南に伊野方面行きのホームがある[2]

停留場周辺

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伊野線の軌道は国道32号線上を走っており、国道沿いには都市機能の多くが集まる。当停留場からグランド通停留場までは「本町」といい、高知市の中心街である。「堀詰」の地名は現在はないが、堀川がこの近辺で屈折しており、かつて船により高知城へ接近する際は、船で入ることが可能な場所が当停留場近くにある高知市中央公園の付近であったとされる。そのためこの周辺は古くは交通の要所であったが、後に播磨屋橋近辺へ移った。なお、中央公園はよさこい祭りの演舞場の一つであるほか、立志社跡の碑がある。

隣の停留場

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とさでん交通
伊野線
はりまや橋停留場 - 堀詰停留場 - 大橋通停留場
  • 1977年まで、大橋通停留場との間に中ノ橋通停留場があった[5][6]

かつて存在した路線

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土佐電気
桟橋線
堀詰停留場 - 潮江橋北詰停留場

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 『土佐電鉄が走る街 今昔』28-29頁
  2. ^ a b c 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、41,92頁。ISBN 978-4-06-295161-6 
  3. ^ a b 川島令三『全国鉄道事情大研究』 四国篇、草思社、2007年、280-282頁。ISBN 978-4-7942-1615-1 
  4. ^ 『土佐電鉄が走る街 今昔』54頁
  5. ^ a b c d e f 『土佐電鉄が走る街 今昔』98・156-158頁
  6. ^ a b c 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、59-61頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  7. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 

参考文献

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関連項目

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