国際航空宇宙展
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(国際航空宇宙ショーから転送)
国際航空宇宙展 Japan International Aerospace Exhibition | |
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イベントの種類 | 見本市 |
旧イベント名 | 国際航空宇宙ショー |
開催時期 | 数年間隔 |
初回開催 | 1966年11月3日〜6日(入間基地) |
会場 | 東京ビックサイト(第14回から) |
主催 |
日本航空宇宙工業会 株式会社東京ビッグサイト |
出展数 | 17の国と地域(第15回) |
国際航空宇宙展とは、数年に一度、日本各地で行われる、航空宇宙分野の国際展示会である。国際航空宇宙ショーとして当初は開催されたが、第7回後、自衛隊の基地使用が困難になったこと、海外からの参加規模が縮小されてきたこと、さらには航空宇宙工業会が主催するエアショーはより専門的であるべき、などの意見が強く出されるようになってきたことから、第8回から航空宇宙関係者、専門家を対象とするトレードショーとしての意義を強調するほうが出展企業にも賛同を得やすく、出展勧誘にも有利との観点から、屋内開催の展示会として発展させていく方針を固めていった。主催者は社団法人の日本航空宇宙工業会。第14回以降は東京ビッグサイトにて開催されている。
大会概要
[編集]開催回 | 開催年月日 | 開催地 | 参加国 | 参加団体数 | 入場者 |
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1 | 1966年11月3日から6日 | 入間基地 | 日米2か国 | 42 | 38万人 |
2 | 1968年10月9日から13日 | 6か国(日、米、仏、英、西独、ソ連) | 96 | 50万人 | |
3 | 1971年10月29日から11月3日 | 小牧基地 | 8か国 | 177 | 50万人 |
4 | 1973年10月5日から11日 | 入間基地 | 8か国(日、加、西独、仏、伊、英、米、ソ連) | 119 | 60万9000人 |
5 | 1976年10月16日から24日 | 8か国(日、米、ソ連、加、西独、伊、英、仏) | 123 | 48万人 | |
6 | 1979年10月17日から25日 | 9か国(ルーマニアが新たに参加) | 122 | 26万8400人 | |
7 | 1983年10月29日から11月6日 | 岐阜基地 | 7か国 | 110 | 43万人 |
8 | 1991年2月14日から18日 | 幕張メッセ | 10か国・地域(スウェーデン、イスラエル、キプロスも参加) | 259 | 8万人 |
9 | 1995年2月15日から19日 | 21か国・地域 | 282 | 8万4000人 | |
10 | 2000年3月22日から26日 | 東京国際展示場 | 24か国・地域 | 297 | 11万人 |
11 | 2004年10月6日から10日 | パシフィコ横浜 | 24か国・地域 | 343 | 11万人 |
12 | 2008年10月1日から5日 | 22か国・地域 | 528 | 4万2000人 | |
13 | 2012年10月9日から6日 | ポートメッセなごや&セントレア | 32か国・地域 | 664 | 16万2884人 |
14 | 2016年10月12日から15日 | 東京ビッグサイト | 31か国・地域(オーストリア、チェコなども参加) | 812 | 4万4416人 |
15 | 2018年11月28日から30日 | 17か国・地域 | 520 | 2万7458人 | |
16 | トレードデー;2024年10月16日から18日 トレード・パブリックデー;2024年10月19日 |
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主催者
[編集]- 第1回から第4回 日本航空宇宙工業会、朝日新聞社、日本航空協会
- 第5回から第7回 日本航空宇宙工業会、航空振興財団
- 第8回から第13回 日本航空宇宙工業会単独開催
- 第14回以降 日本航空宇宙工業会、東京ビッグサイト
その他
[編集]- 1991年の第8回宇宙展には、皇太子徳仁親王が来場している。
- 2012年の第13回宇宙展には、ヘリコプター歴史保存協会から警視庁が実際に使用していたヒューズ500を展示
- 2021年9月29日から10月2日に開催予定だった第16回宇宙展は、2020年東京オリンピックの開催が2019年コロナウイルス感染症の影響で2021年に延期され、施設の利用制限について発表があり、この使用制限の期間が宇宙展の設営準備及び会期と重複するため、延期となっていたが、収束の目処が立たないため中止し、2024年開催となった。