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胃底腺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
固有胃腺から転送)
胃底腺
嚢胞拡張と胃小窩の短縮を呈する胃底腺ポリープ(H&E染色)
概要
表記・識別
ラテン語 glandulae gastricae
ドーランド
/エルゼビア
g_06/12391406
グレイ解剖学 p.1166
TA A05.5.01.033
FMA 71620
解剖学用語

胃底腺(いていせん、Fundic glands)は、胃粘膜を構成する外分泌腺の一種であり、固有胃腺(こゆういせん)とも呼ばれる。胃液成分である胃酸塩酸)、ペプシノーゲン粘液を産生する3種類の細胞からなる複合管状腺である。胃酸分泌細胞は壁細胞(英語:parietal cell)、ペプシノーゲン分泌細胞は主細胞(英語:chief cell)、粘液分泌細胞は腺頚部粘液細胞(英語:mucous neck cell)と呼ばれる。

胃底腺の分布する領域は、胃底部から胃体部であり,全体の2/3を占めている。

関連項目

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