ベゴニア・センパフローレンス
シキザキベゴニア | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Begonia semperflorens Link et Otto[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
シキザキベゴニア(四季咲きベゴニア)、シキザキシュウカイドウ、シロバナベゴニア[1] |
ベゴニア・センパフローレンス(学名: Begonia semperflorens)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の植物で、草花として栽培される。和名はシキザキベゴニア[1](四季咲きベゴニア)。
学名は「常に開花している」の意味である。
特徴
[編集]不耐寒性の常緑多年草だが、一年草として扱われることが多い。本来は暑さにもやや弱いが、現在は日本の気候に合った耐暑性の品種が多く作出されている。ブラジル原産のいくつかの植物の交配種で、ヴァリエーションが多い。
草丈は10 - 15cmくらいのものが多いが、40cmくらいになる品種もある。茎・葉ともに多汁質で、光沢があり、深緑のものと、赤みを帯びたものがある。茎はよく分枝し、地面を覆うように生育する。
花は普通直径2cmくらいだが、5cmを超える大輪種もある。花色は白・ピンクまたは紅色で、芯は黄色、白に紅色の縁取りがあるピコティーという系統もある。本当の意味での黄色い花の品種は今のところないが、黄色い雄しべが花弁化したフライングエッグという品種がある。[2]屋外では4月から10月頃まで咲き続ける。
利用
[編集]花壇・鉢植え・プランター植えに利用される。特に公園や路傍の花壇には定番の草花である。 住吉台公園にある
栽培
[編集]タネは草花の中でもっとも細かく、そのため指でつまんだだけでも壊れることがある(ペレットシードが入手できればそちらのほうが楽である)。普通鉢に播くが、いらなくなったはがきをV字に折り、底の部分にタネをあけて、よく見ながら下を指で軽くたたき、軽く滑らすようにして落としてゆくとうまく播ける。温室がない場合は5月中旬くらいがまき時になる。覆土はせず、受け皿をあてがって吸水させる。一度仮植えし、花壇では15cmに一株、鉢植えは四寸鉢に一株当てて移植する。半日陰から日向の水はけのよい土地を好む。
脚注
[編集]- ^ a b c 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月31日閲覧。
- ^ http://www.bluette.jp/kaiteki/spring/flyingegg.html
参考文献
[編集]- 連合王国 The Royal Horticutural Society: Dictionary of Gardening 「Begonia」の項
- 鈴木基夫、横井政人監修「シュウカイドウ科」『園芸植物』鈴木基夫ほか解説、山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1998年。ISBN 4-635-09028-0。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Begonia semperflorens Link & Otto" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2011年12月31日閲覧。
- "Begonia semperflorens-cultorum" - Encyclopedia of Life
- 波田善夫. “シキザキベゴニア”. 植物雑学事典. 岡山理科大学. 2011年12月31日閲覧。