具志頭御殿
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(向氏具志頭御殿から転送)
具志頭御殿 | |
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一重四方爪に左三つ巴[1] | |
本姓 | 向氏(第二尚氏) |
家祖 | 小禄王子朝奇 |
種別 | 琉球王族 |
出身地 | 琉球王国・首里 |
主な根拠地 | 琉球王国・首里 |
著名な人物 | 小禄王子朝奇 |
支流、分家 | 向氏新城家 |
凡例 / Category:日本の氏族 |
具志頭御殿(ぐしちゃんうどぅん)は、尚貞王の三男・尚綱、小禄王子朝奇(1676年 - 1721年)を元祖とする琉球王族。第二尚氏の分家で、王国末期に具志頭間切(現:八重瀬町(具志頭地区))の按司地頭を務めた琉球王国の大名。
一世・朝奇は尚貞王、尚敬王の摂政を務めた。六世・朝敕のとき、具志頭間切へ転任となり、以後具志頭の家名を名乗った。朝敕は廃藩置県後、尚家の家扶となり、尚家の家政を整備した。
系譜
[編集]- 一世・小禄王子朝奇
- 二世・小禄按司朝朗
- 三世・小禄按司朝教
- 四世・小禄按司朝紀(朝教の弟・仲座親方朝恒の長男。朝教の養子となる)
- 五世・小禄按司朝改(真壁御殿の分家から養子)
- 六世・具志頭按司朝敕
- 七世・向光裕・具志頭朝香
- 八世・具志頭朝重(早世)
- 九世・具志頭朝清
脚注
[編集]- ^ 『沖縄家紋集』には元祖・具志頭按司朝朗とあるが、朝朗は二世であり家名も当時は小禄である。また朝朗を系祖とする分家もない。誤記か。
参考文献
[編集]- 沖縄県氏姓家系大辞典 編纂委員会『沖縄県氏姓家系大辞典』角川書店、1992年(平成4年)。ISBN 978-4040024707。
- 宮里朝光(監修)、那覇出版社(編集)『沖縄門中大事典』那覇出版社、1998年(平成10年)。ISBN 978-4890951017。
- 比嘉朝進『士族門中家譜』球陽出版、2005年(平成17年)。ISBN 978-4990245702。
- 楢原翠邦編『沖縄県人事録』 沖縄県人事録編纂所 1916年