台風第2号
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台風第2号(たいふうだい2ごう)は、その年の2番目に発生した台風の名称[1]。
過去の主な台風2号
[編集]- デラ台風(昭和24年台風第2号) - 1949年(昭和24年)6月15日に発生した台風。国際名は「Della(デラ)」。九州に上陸して、梅雨前線を刺激して大雨を降らせ、また周防灘で青葉丸を沈没させるなど大きな被害を出した。
- ダイナ台風(昭和27年台風第2号) - 1952年(昭和27年)6月20日に発生した台風。国際名は「Dinah(ダイナ)」。6月23日に紀伊半島南部に上陸。中心気圧は960hPaで強いものではなかったが、死者65人、行方不明者70人を出す。
- ジュディ台風(昭和28年台風第2号) - 1953年(昭和28年)5月29日に発生した台風。国際名は「Judy(ジュディ)」。6月7日に熊本県八代市付近に上陸。九州~中部地方に被害を出した。
- 昭和35年台風第2号 - 1960年(昭和35年)5月30日に発生した台風。国際名は「Lucille(ルシール)」。フィリピンに大きな被害を出した。
- 昭和38年台風第2号 - 1963年(昭和38年)6月1日に発生した台風。国際名は「Polly(ポリー)」。
- 平成15年台風第2号 - 2003年(平成15年)4月11日に発生した台風。アジア名は「Kujira(クジラ)」。
- 平成22年台風第2号 - 2010年(平成22年)7月12日に発生した台風。アジア名は「Conson(コンソン)」。
- 平成23年台風第2号 - 2011年(平成23年)5月21日に発生した台風。アジア名は「Songda(ソングダー)」。
- 平成31年台風第2号 - 2019年(平成31年)2月20日に発生した台風。アジア名は「Wutip(ウーティップ)」。2月に存命した台風としては観測史上最強の勢力に発達した。
- 令和3年台風第2号 - 2021年(令和3年)4月13日に発生した台風。アジア名は「Surigae(スリゲ)」。5年ぶりに、中心気圧が895hPaと900hPa未満となり、4月に発生した台風では統計史上初の800hPa台の台風となった。
- 令和4年台風第2号 - 2022年(令和4年)4月10日に発生した台風。アジア名は「Megi(メーギー)」。
- 令和5年台風第2号 - 2023年(令和5年)5月20日に発生した台風。アジア名は「Mawar(マーワー)」。
備考
[編集]1951年の統計開始以降、最も早い日時に発生した台風2号は1985年の2号(1月7日に発生)[2]、最も遅い日時に発生した2号は1998年の2号(8月3日に発生)となっている[3]。
脚注
[編集]- ^ “気象庁|台風の番号とアジア名の付け方”. www.jma.go.jp. 2020年7月6日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月6日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月6日閲覧。