傾国怨伶
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(古鏡奇譚第一章:傾國怨伶から転送)
古鏡奇譚第1弾:傾国怨伶 | |||
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左から右へ:華尚文化の1–3巻、 大然文化の第4巻、狂竜国際の1–5巻。 | |||
ジャンル | ファンタジー、ロマンス、 スーパーナチュラル | ||
漫画:傾国怨伶 | |||
原作・原案など | 游素蘭 | ||
作画 | 游素蘭 | ||
出版社 | 華尚文化、大然文化、 狂竜国際、麦田出版 | ||
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掲載誌 | 週末漫画 | ||
発行日 | 1989 | ||
発売日 | 1990 | ||
巻数 | 全4巻(大然文化) 全5巻(狂竜国際) | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画 | ||
ポータル | 漫画 |
傾国怨伶 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 傾國怨伶 |
簡体字: | 倾国怨伶 |
拼音: | Qīngguó Yuànlíng |
注音符号: | ㄑㄧㄥ ㄍㄨㄛˊ ㄩㄢˋ ㄌㄧㄥˊ |
ラテン字: | Ching¹-kuo² Yüen⁴-ling² |
広東語拼音: | King¹-gwok³ Jun³-ling⁴ |
閩南語白話字: | Kheng-kok oàn-lêng |
英文: | Melancholic Princess |
『傾国怨伶』(けいこくえんれい、繁体字中国語: 傾國怨伶)は、台湾(中華民国)出身漫画家の游素蘭による漫画作品、「古鏡奇譚」シリーズ第1弾。台湾の『週末漫画』(周末漫畫)雑誌にて1989年より連載開始。
あらすじ
[編集]台湾系アメリカ人の少女蔚詠倩は幼なじみの爵文とともに、唐朝の古墓「唐霊陵」を探検する。父親の知り合いの新聞記者に招かれて入ったその墓には、7世紀の美しい帝姫が眠っていた。全くの損傷なし、散らされた花さえ鮮やかなままの遺体が発見された。その姫こそは……詠倩の夢に夜な夜な現れる女性だった。しかも姫は夢の中を飛び出し、窓際に立ち、逃げる彼女を追う……。
評価
[編集]華人漫画史における奇跡の作品、豪華で精緻な画風の『傾国怨伶』は游素蘭の漫画界における地位を不動にした長篇作品であり、台湾漫画の歴史と状況を一変させた大作である[2][3][4]。
単行本一覧
[編集]- 大然文化の旧版全4巻
巻数 | タイトル | 大然文化 | |
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発行日 | ISBN | ||
1 | 傾国怨伶1 | 1991年9月25日 | 957-25-0910-1 |
2 | 傾国怨伶2 | 1991年10月5日 | 957-25-0911-X |
3 | 傾国怨伶3 | 1991年10月15日 | 957-25-0912-8 |
4 | 傾国怨伶4 | 1991年7月25日 | 957-25-0913-6 |
- 狂竜国際の新版全5巻
巻数 | タイトル | 章節 | 狂竜国際 | |
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発行日 | ISBN | |||
1 | 傾国怨伶1 | 公主陵の章: 闇之地宮·軼史的公主陵 月之影·妍婉擎起的靑蓮 邪魅逆襲·暗夜驚魂 先知尙軒·前世与今生 疑惑·追逐与重畳 |
2001年1月1日 | 957-0498-15-3 |
2 | 傾国怨伶2 | 夢廻の章: 軽歎·隔牆之魈 泣之靑蓮·幻境裏的憧憬 地宮·公主陵的秘密 舞花·記憶中的風景 持剣将軍·遥遠的呼喚 外伝·為君前駆 |
2001年2月1日 | 957-0498-16-1 |
3 | 傾国怨伶3 | 転生の章: 天地怒吼·宿命的軌道 糾結·前世与今生 唐宮旖旎·情起 持剣将軍·寒伶夢境 神斧微揚·宮牆内的迷惑 外伝·回首蕭瑟処 |
2001年3月1日 | 957-0498-17-X |
4 | 傾国怨伶4 | 生死恋の章: 情·染紅款款悸動的情 愛与死·隔世之恨 命運的佇候·死別重逢 昔日·神祇的千億日夜 凋残的夢·女神嫿琤 外伝·両小無猜 |
2001年4月1日 | 957-0498-18-8 |
5 | 傾国怨伶5 | 終の章: 風中之塵·幻化的愛与恨 話羽韻·訴蒼茫 朝潮朝落·傾心伶 長漲長消·嫿琤怨 終章·阡陌穹蒼 外伝·硃砂恨 外伝·華之夢 |
2001年5月1日 | 957-0498-19-6 |
出典
[編集]- ^ “傾國怨伶2 (香港版)” (英語). goodreads.com. 2019年9月13日閲覧。
- ^ 蘇微希; ASKA (2011-09-22). “同人文化之源流與台灣同人活動發展&台灣COSPLAY的源起與發展”. 庶民文化研究 (4): 108 2019年9月5日閲覧。.
- ^ 王愿琦「台湾少女漫画について:台湾少女漫画の新紀元」『Radix』第29号、2001年6月30日、9頁、2021年6月1日閲覧。
- ^ 張覺之 (2007). "細說第二代女漫畫家:游素蘭". 台灣女漫畫家研究 (戰後~1990) (PDF) (修士(学術) thesis). p. 47. 2019年9月5日閲覧。