スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町
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英名 | Historic Town of Sukhothai and Associated Historic Towns | ||
仏名 | Ville historique de Sukhothai et villes historiques associées | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1)(3) | ||
登録年 | 1991年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
地図 | |||
使用方法・表示 |
スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町はタイにあるユネスコの世界遺産(文化遺産)。タイ政府の歴史公園法により整備された3つの歴史公園が登録されている。
概要
[編集]スコータイの町は小タイ族(現在のタイ人の多数派)であるシーインタラーティット王によりスコータイ王朝の都として建設がなされた。この王朝はラームカムヘーン王の時代に大きく発展し、東南アジアの一大国となるがその死後、勢力は衰えアユタヤ王朝が建つ頃には、小国になり、アユタヤ王朝の属国の時代を経てアユタヤに吸収された。
スコータイ王朝には数々の主要都市があり、このうちの幾つかが廃墟になりながらも現存している。それらの中には、スコータイ同様に世界遺産登録されているものがある(#登録された歴史公園の一覧参照)。
登録経緯
[編集]80年代始めにスコータイと関連する歴史公園3つが相次いでタイの文部省に登録された。その後文部省はこの遺跡をユネスコに推薦し、1991年に世界遺産(文化遺産)に登録された。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
これに対して国際記念物遺跡会議は以下の趣旨の理由を付けた。
- (1) スコータイに関しては小タイ族(シャム人)による最初の芸術の傑作である。
- (3) スコータイと関連遺跡は小タイ族最初の芸術であり、タイ最初のタイ族による文化である。