取引主体識別子
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(取引主体識別コードから転送)
取引主体識別子(とりひきしゅたいしきべつし、英語: Legal Entity Identifier、略称: LEI)は、特に金融商品の取引を行う当事者(法人、ファンド等)を識別するための国際的な番号・識別子[1]、ならびにその体系。取引主体識別コードとも [1][2]。
概要
[編集]導入の背景
[編集]金融取引の実態を効率的・効果的に把握する目的から、G20や金融安定理事会により導入の方針が決定された[1]。
LEI付番の仕組み
[編集]取引当事者からの申請に応じて、LEI指定機関(LEI発行組織、LEI発行者[4]、LEI付番機関とも。英語: Local Operation Unit、略称: LOU)により付番される[1]。
ガバナンス
[編集]Global Legal Entity Identifier Foundation(略称: GLEIF)という非営利組織がグローバルなLEIの整合性の確保のための業務(例: それぞれのLEI指定機関のデータ品質レベルの測定・報告[3])等を行っている[5]。
日本国内のLEI指定機関の例
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e “JPX-LEI制度”. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。
- ^ “LEI(取引主体識別コード)の取得に関するお知らせ”. MCUBS MidCity 投資法人、MCUBS MidCity 株式会社. 2019年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。
- ^ a b c d “LEI発行者データ品質報告書をダウンロードする”. 2019年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。
- ^ LEI発行組織、LEI発行者の2語については出典[3]に用例あり
- ^ “GLEIFについて|GLEIFについて”. 2019年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。
- ^ “ガバナンス機構|GLEIFについて”. 2019年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。
- ^ a b “LEIの取得方法: LEI発行組織を見つける”. 2019年7月15日閲覧。
- ^ 実際には、東京証券取引所の親会社の日本取引所グループの略称である「JPX」を前面に押し出した、「JPX-LEI」というサービス名称が用いられている。また、JPXの名前はGLEIFにおいても表示されている[7][3]
- ^ “JPX-LEI詳細(株式会社東京証券取引所 の詳細情報)”. 2019年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月15日閲覧。