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反逆のアイドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『反逆のアイドル』
ビリー・アイドルスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク Electric Lady Studios, Studio "C"
アディショナル・レコーディング:ニューヨーク RPM Sound Studios, Mediasound Inc.
ジャンル ロックハードロックニュー・ウェイヴ
時間
レーベル クリサリス・レコード
プロデュース キース・フォーシー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(ドイツ[1]、ニュージーランド[2]
  • 6位(アメリカ[3]
  • 16位(スイス[4]
  • 31位(オランダ[5]
  • 36位(イギリス[6]
  • ビリー・アイドル アルバム 年表
    ビリー・アイドル
    (1982年)
    反逆のアイドル
    (1983年)
    バイタル・アイドル
    (1985年)
    ミュージックビデオ
    「Rebel Yell」 - YouTube
    「Eyes Without A Face」 - YouTube
    「Flesh For Fantasy」 - YouTube
    「Catch My Fall」 - YouTube
    テンプレートを表示

    反逆のアイドル』(原題:Rebel Yell)は、イングランド出身のロック・ボーカリスト、ビリー・アイドル1983年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    前作『ビリー・アイドル』(1982年)でも一部の楽曲の作曲に関与したスティーヴ・スティーヴンスが、本作では「キャッチ・マイ・フォール」を除く全曲をアイドルと共作した。レコーディングが開始された当初はドラマーが不在だったが、スティーヴ・スティーヴンスとキース・フォーシーの提案により、スキャンダルのメンバーであったトミー・プライスが新ドラマーとして参加した[7]

    反響・評価

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    アイドルは本作で大きな成功を収めた。アメリカのBillboard 200では6位に達して自身初のトップ10入りを果たし[3]、1984年4月にRIAAによってゴールドディスクに認定されて、1985年1月にはダブル・プラチナに認定されている[8]Billboard Hot 100では、本作からのシングル「反逆のアイドル」が46位、「フレッシュ・フォー・ファンタジー」が29位、「アイズ」が4位、「キャッチ・マイ・フォール」が50位に達した[9]

    ニュージーランドのアルバム・チャートでは、1984年4月15日に初登場2位となり、合計5週にわたり2位を記録する大ヒットとなった[2]全英アルバムチャートには1985年9月28日に初登場して、最高36位に達した[6]

    スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて本作を「ビリー・アイドルの最もキャッチーで、最もシンセサイザー主導のニュー・ウェイヴ・ポップとハードロック・ギターの爆発(スティーヴ・スティーヴンスのお蔭である)の融合が首尾一貫した作品」と評している[10]

    収録曲

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    特記なき楽曲はビリー・アイドルとスティーヴ・スティーヴンスの共作。

    1. 反逆のアイドル - "Rebel Yell" - 4:49
    2. デイタイム・ドラマ - "Daytime Drama" - 4:05
    3. アイズ - "Eyes Without a Face" - 4:57
    4. ブルー・ハイウェイ - "Blue Highway" - 5:07
    5. フレッシュ・フォー・ファンタジー - "Flesh for Fantasy" - 4:39
    6. キャッチ・マイ・フォール - "Catch My Fall" (Billy Idol) - 3:42
    7. クランク・コール - "Crank Call" - 3:58
    8. スタンド・イン・ザ・シャドー - "(Do Not) Stand in the Shadows" - 3:13
    9. ザ・デッド・ネクスト・ドア - "The Dead Next Door" - 3:44

    カヴァー

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    • 反逆のアイドル
      • HIM - ライヴで演奏。シングル「Join Me」(1999年)のカップリング曲としてライヴ音源が発表された[11]
      • Children Of Bodom - コンピレーション・アルバム『ベストブリーダー'97〜'00』(2003年)に収録。
      • Dope - 5thアルバム『No Regrets』に収録。
      • 坂上忍 - MIDNIGHT DANCEでカバー。
    • アイズ

    参加ミュージシャン

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    アディショナル・ミュージシャン

    • マーズ・ウィリアムズ - サックス(#6)
    • サル・キューヴァス - ベース(#3)
    • グレッグ・ガースン - ドラムス(#8)
    • ジャック・ウォルドマン - アディショナル・キーボード
    • ペリー・リスター - バッキング・ボーカル(#3)

    脚注・出典

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    1. ^ Offizielle Deutsche Charts
    2. ^ a b charts.org.nz - Billy Idol - Rebel Yell
    3. ^ a b Billy Idol Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2019年5月7日閲覧。
    4. ^ Billy Idol - Rebel Yell - hitparade.ch
    5. ^ dutchcharts.nl - Billy Idol - Rebel Yell
    6. ^ a b BILLY IDOL | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
    7. ^ Billy idol's rebel yell - recording billy idol's classic track rebel yell Archived 2006年9月20日, at the Wayback Machine. - MIX - by Bryan Reesman
    8. ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"REBEL YELL"と入力して検索すれば表示される
    9. ^ Billy Idol Chart History - Hot 100”. Billboard. 2019年5月7日閲覧。
    10. ^ Rebel Yell - Billy Idol | AllMusic - Review by Steve Huey
    11. ^ HIM (2) - Join Me (CD) at Discogs