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嚴正郁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
厳正郁から転送)
嚴 正郁(オム・ジョンウク)
Eom Jeong-Wook
松島ファイアボール青少年野球団
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1981-06-18) 1981年6月18日(43歳)
身長
体重
191 cm
94 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2000年 2次ドラフト2巡目
初出場 2000年
最終出場 2014年7月9日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

嚴 正郁(オム・ジョンウク、1981年6月18日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手

経歴

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2000年の2次ドラフトでサンバンウル・レイダースから指名されたが、同年限りでサンバンウルが経営難により解散となった。サンバンウルの選手保有権は2000年に創設された新球団SKワイバーンズに譲渡されたため、彼もSKに入団することになった。

2004年は先発に定着し7勝をあげた。

しかしその後は度重なるひじの故障に苦しみ、2006年から2009年まで4年連続未勝利だった。特に2007年2008年は2年連続で1軍登板がなかった。

2010年に4勝し復活すると、2011年シーズン終盤に抑えとして起用されるようになりポストシーズンでもセーブを記録した。

2012年は中継ぎとして起用され12ホールドを記録した。

2013年は肩の故障でまたしても一軍登板なしに終わった。

2015年限りで現役を引退した[1]

その後は一時期野球から離れたが、2018年12月よりSKの本拠地に近い仁川広域市内のベースボールアカデミーである松島ファイアボール青少年野球団で少年野球の指導にあたっている。

プレースタイル・人物

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レギュラーシーズンでの最速158km/hの直球を武器とする速球派で、高い奪三振率を誇る。

しかし、速球型投手にありがちな制球難で四死球被安打を上回った年も少なくない。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2000 S

K
4 0 0 0 0 0 0 5.2 6 1 5 0 6 5 4 6.35 9.53 1.94
2001 一軍出場なし
2002 5 0 0 0 0 0 0 6.0 1 0 7 2 9 1 1 1.50 13.50 1.33
2003 16 1 2 0 0 0 0 25.0 19 2 17 3 29 16 15 5.40 10.44 1.44
2004 22 7 5 1 1 1 1 105.1 88 5 50 11 119 48 44 3.76 10.17 1.31
2005 8 1 0 1 0 0 0 14.2 8 0 9 1 18 1 1 0.61 11.05 1.16
2006 2 0 0 0 0 0 0 1.2 2 0 3 0 3 2 2 10.80 16.20 3.00
2007 一軍出場なし
2008
2009 6 0 0 0 0 0 0 7.0 10 4 5 0 8 8 8 10.29 10.29 2.14
2010 34 4 3 0 0 0 0 66.0 62 6 40 3 67 46 46 6.27 9.14 1.55
2011 20 3 2 6 0 0 0 50.2 33 4 19 1 64 12 12 2.13 11.37 1.03
2012 49 4 5 3 12 0 0 56.1 46 5 24 4 44 21 20 3.20 7.03 1.24
2013 一軍出場なし
2014 5 0 1 0 0 0 0 3.0 4 1 4 0 3 3 3 9.00 9.00 2.67
2015 一軍出場なし
通 算 171 20 18 11 14 1 1 341.1 279 28 183 25 370 163 156 4.11 9.76 1.35

背番号

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  • 55 (2000年 - 2015年)

脚注

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外部リンク

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