大阪市中央卸売市場南港市場
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大阪市中央卸売市場南港市場(おおさかしちゅうおうおろしうりしじょうなんこうしじょう)は、大阪府大阪市住之江区にある大阪市中央卸売市場の3市場の一つ。
肉類とその加工品を扱う、中央卸売市場(食肉市場)。取扱高は食肉市場の中では全国第2位であり、西日本における中核市場となっている。
概要
[編集]所在地
[編集]取扱品目
[編集]- 肉類とその加工品(ただし、鳥肉を除く)
年間取扱高
[編集](2003年度)
- 取扱高 355億円
- 取扱頭数(牛):50520頭
- 取扱頭数(豚):97081頭
敷地・建物規模
[編集]- 敷地面積:100,000平米
- 延床面積:32,171平米
歴史
[編集]前史
[編集]- 1909年(明治42年)6月 西成郡今宮村大字元木津に今宮村営屠場が開設
- 1910年(明治43年)7月 大阪市港区南恩加島町に大阪市立木津川屠場が開設
- 1917年(大正6年)9月 今宮村の町制施行により、今宮町営屠場に改称
- 1925年(大正14年)4月 今宮町の大阪市編入により、大阪市立今宮屠場に改称
- 1939年(昭和14年)2月 今宮・木津川の両屠場を統合して、大阪市西成区津守町に大阪市立屠場が開設
- 1953年(昭和28年)8月 と畜場法施行により、大阪市立と畜場に改称
- 1958年(昭和33年)1月16日 大阪市立と畜場に併設して大阪市中央卸売市場食肉市場が開設
南港移転
[編集]その後、施設の老朽化と流通変化に対応すべく、南港南埠頭への食肉市場移転が決定。1981年(昭和56年)11月着工、1984年(昭和59年)3月末に竣工し、南港市場に改称、同年4月2日から業務を開始した。また、南港移転に伴い大阪市立と畜場は廃止された。
1998年(平成10年)度には、せり機械の更新や情報化機能強化を実施し、IT化を進めた。
外部リンク
[編集]座標: 北緯34度37分0.5秒 東経135度24分52.8秒 / 北緯34.616806度 東経135.414667度