北京地下鉄大興機場線
表示
(北京地下鉄新機場線から転送)
北京地下鉄大興機場線 | |||
---|---|---|---|
基本情報 | |||
路線網 | 北京地下鉄 | ||
起点 | 草橋駅 | ||
終点 | 大興機場駅 | ||
駅数 | 3 | ||
開業 | 2019年9月26日 | ||
運営者 | 北京市軌道交通運営管理有限公司 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 41.36 km | ||
軌間 | 1,435 mm(標準軌) | ||
線路数 | 複線 | ||
電化区間 | 全線 | ||
電化方式 | 交流 25,000 V | ||
|
北京地下鉄大興機場線(ペキンちかてつだいこうきじょうせん、中文表記: 北京地铁大兴机场线、英文表記: Beijing Subway Daxing Airport Express[1])は、中華人民共和国北京市の地下鉄(空港連絡鉄道)である。
概要
[編集]北京市豊台区の草橋駅と大興区の大興機場駅を結ぶ路線である。最高速度は時速160キロメートル、所要時間は22分である[2]。草橋駅において10号線と接続する。北京大興国際空港開港に合わせて2019年9月26日に開業した。全列車とも自動列車運転装置を用いた完全自動運転であり、中国において最高速度が時速160キロメートルの路線では初の採用事例となる。
駅一覧
[編集]- 麗沢商務区駅と大興機場南駅は、2021年12月現在未開業。
駅名 | 駅間 キロ |
累計 キロ[3] |
接続路線・備考 | 所在地 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本語 | 簡体字中国語 | 英語 | ||||||
麗沢商務区駅 | 丽泽商务区站 | Lize Shangwuqu | ■14号線 ■16号線 |
北京市 | 豊台区 | |||
草橋駅 | 草桥站 | Caoqiao | 0.000 | 0.000 | ■10号線 ■19号線 | |||
大興新城駅 | 大兴新城站 | Daxing Xincheng | 13.028 | 13.028 | 大興区 | |||
大興機場駅 | 大兴机场站 | Daxing Airport | 25.303 | 38.331 | 京雄都市間鉄道 津興都市間鉄道 懐興都市間鉄道 |
河北省 廊坊市 |
広陽区 | |
大興機場南駅 | 大兴机场南站 | Daxing Airport South | 北京市 | 大興区 | ||||
↓雄安軌道交通R1線との直通運転予定 |
車両
[編集]大興機場線に導入された車両は、中国国鉄で使用されているCRH6型のうち最高時速160キロメートルのCRH6Fを基に設計が行われた中国中車青島四方機車車輛製の電車である。編成は8両編成(4M4T)そして4両編成(2M2T)、編成定員は1,538人、手荷物専用の先頭車を除いた座席車7両にはそれぞれ64人分の座席(クロスシート)が設置されており、また深圳地下鉄11号線と同様に、ビジネスクラス(商務車廂)も設置されている。全自動運転制御方式を採用し、営業運転時は勿論のこと、車庫からの入庫・出庫も自動運転によって行われるが、非常時に備えて各先頭車には運転台がある。冗長性を持たせるため集電装置や主回路は二重に設けられている[4][5]。
← 草橋 大興空港 →
| |||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | Tc | M1 | Tp1 | M2 | M3 | Tp2 | M4 | Xc | |
座席の等級 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | ビジネスクラス | 荷物車 |
← 草橋 大興空港 →
| |||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | |
---|---|---|---|---|---|
形式 | Tc | Mp1 | Mp2 | Tc | |
座席の等級 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | ビジネスクラス |
脚注
[編集]- ^ “JPG格式线路图下载”. 2021年12月20日閲覧。
- ^ “新机场线22分钟到草桥”. 北京晩報. (2015年10月30日). オリジナルの2016年10月18日時点におけるアーカイブ。 2016年10月17日閲覧。
- ^ “大兴机场线路网车站站间距信息”. 2021年9月1日閲覧。
- ^ “北京新机场快轨将使用时速160公里列车” (中国語). 财新网. (2017年8月31日) 2019年6月17日閲覧。
- ^ “我国首列全自动驾驶市域快轨列车亮相 比地铁快一倍” (中国語). 青岛新闻网. (2019年1月29日) 2019年6月17日閲覧。