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大福交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大福交通有限会社
勝山市コミュニティバス「ぐるりん」
勝山市コミュニティバス「ぐるりん」の車両
三菱ふそう・エアロミディME
種類 有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
911-0815
福井県勝山市下高島第12号1番地1[1][2]  
設立 1962年昭和37年)
業種 陸運業
法人番号 1210002009802
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
一般乗合旅客自動車運送事業
旅行業[1]
代表者 代表取締役 中村雅彦[1]
主要子会社 有限会社ダイフクツアーサービス[1]
外部リンク https://daifuku.p-kit.com/
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大福交通有限会社(だいふくこうつう)は、福井県勝山市本社を置く[1][2]タクシーバス事業者である[1]。タクシー・バス事業のほかに旅行業も営む[1]。本社のある勝山市から「勝山市コミュニティバス」を受託する[3]

沿革

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  • 1962年(昭和37年)6月09日:一般乗用旅客自動車運送事業免許を取得、タクシー事業を開始[1]
  • 1982年(昭和57年):クレーン車のリース運行を開始。
  • 1991年(平成03年):クレーン車のリース運行を終了。
  • 1992年(平成04年)6月09日:特定旅客自動車運送事業免許を取得、特定バス事業を開始[1]
  • 1997年(平成09年)8月29日:一般貸切旅客自動車運送事業免許を取得、貸切バス事業を開始[1]
  • 1998年度(平成10年度):大型貸切バスを3台導入。
  • 2002年度(平成14年度):旅行業を開始(福井県知事第3-165号)。
  • 2003年度(平成15年度):中型貸切バスを導入。
  • 2004年度(平成16年度):勝山市デマンドバス「北谷線」の運行受託を開始[1]
  • 2005年度(平成17年度):勝山市コミュニティバス「ぐるりん」の運行受託を開始[1]
  • 2007年(平成19年)10月:勝山市デマンドバス「平泉寺線」の運行受託を開始[1]
  • 2008年(平成20年)07月:本社新社屋が竣工。
  • 2009年(平成21年):勝山市デマンドバス「遅羽線」の運行受託を開始[1]
  • 2016年(平成28年):勝山市内観光バス「ダイナゴン」の運行受託を開始[1]
  • 2019年(令和元年):ロンドンバスの車両を導入。

運賃・乗車券類

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  • 勝山市コミュニティバス「ぐるりん」
  • 勝山市デマンドバス
    • 運賃は乗車距離に応じ、1乗車100円または200円(大人・小学生とも)。未就学児は無料[3]
    • 障害者および運転免許証自主返納者の運賃無料化については「ぐるりん」に同じ[3]
    • 小中学生専用の通学定期券を1か月2,000円で発売している[3]
  • 勝山市内観光バス「ダイナゴン」
    • 運賃は均一制で大人300円、小学生200円、未就学児は無料[4]

路線バス

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勝山市コミュニティバス

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勝山市コミュニティバスのうち、大福交通は市街地循環バス「ぐるりん」2路線と、デマンドバス4路線を運行受託する[3]

市街地循環バス「ぐるりん」

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「ぐるりん」中部方面

「水芭蕉」停留所は「勝山温泉センター水芭蕉」の最寄り停留所。

  • 「ぐるりん」南部方面
    • 勝山駅 - サンプラザ前 - 越前大仏前 - 勝山ニューホテル前 - 勝山城博物館 - 南校前 - 勝山駅 - サンプラザ前 - 奥越特別支援学校入口 - ジオアリーナ - 福井勝山総合病院 - 水芭蕉
    • 水芭蕉 - 福井勝山総合病院 - 越前大仏前 - 勝山ニューホテル前 - 勝山城博物館 - 南校前 - 勝山駅 - サンプラザ前 - 奥越特別支援学校入口 - ジオアリーナ - 福井勝山総合病院 - 水芭蕉

デマンドバス

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大福交通が以下の4路線を運行受託する[3]。「路線定期運行」(予約不要)と「路線不定期運行」(要予約)と「区域運行」(フルデマンド)がある。

  • 北谷線
  • 平泉寺線
  • 平泉寺・猪野瀬予約便
  • 遅羽線

以下の路線は、市内に本社を置くバス・タクシー事業者の勝山交通株式会社[5]が運行受託する[3]。「路線定期運行」(予約不要)と「路線不定期運行」(要予約)と「区域運行」(フルデマンド)がある。

  • 北郷予約便
  • 鹿谷線
  • 荒土線
  • 野向線
  • 荒土予約便
  • 野向予約便
  • 荒土・野向予約便

勝山市内観光バス「ダイナゴン」

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勝山市内観光バス「ダイナゴン」

以下の2路線を運行受託[4]。土休日のみ運行、12月 - 3月中旬までは運休の季節運行[4]

  • 恐竜博物館 - 平泉寺ライン
    • 恐竜博物館前 - 越前大仏前 - 勝山ニューホテル前 - 勝山城博物館 - 平泉寺神社
  • 勝山駅 - 平泉寺ライン
    • 勝山駅 - 尊光寺前 - サンプラザ前 - 越前大仏前 - 勝山ニューホテル前 - 勝山城博物館 - 平泉寺神社前

車両

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路線バス車両は、勝山市コミュニティバス「ぐるりん」では黄色の三菱ふそう・エアロミディME、勝山市内観光バス「ダイナゴン」では青色基調に恐竜ラッピングの日野・ポンチョ(1ドアロングボディ)を、それぞれ専用車として使用する[4]

デマンドバスでは、ベージュ地に黄色ラインの共通カラーのトヨタ・ハイエースを使用する[3]。なお、他の路線を受託する勝山交通では路線状況に応じ、同じカラーリングの日野・リエッセ(ステップリフトバス)も使用している。

貸切バス車両は、大型バスは三菱ふそう・エアロクィーン[6]、中型バスは三菱ふそう・エアロバスMM日野・セレガ(9mショート車)[7]、そのほかマイクロバスなどを保有する[8]

タクシー車両は、日産・クルー2台、トヨタ・プリウストヨタ・アイシス日産・ノートトヨタ・シエンタを各1台、9人乗りジャンボタクシーを2台保有する。大福交通のタクシー車両は屋根に社名表示灯を装備していない[9]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 会社紹介 会社概要・沿革”. 大福交通有限会社. 2023年10月1日閲覧。
  2. ^ a b 大福交通有限会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2023年10月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 勝山市コミュニティバス 時刻表・バス停留所・運賃等(令和5年10月1日~)”. 勝山市 (2023年9月29日). 2023年10月1日閲覧。
  4. ^ a b c d 市内観光バス「ダイナゴン」 時刻表・運賃等(土日祝のみ運行・冬期間運休)(令和5年度)”. 勝山市 (2023-0404). 2023年10月1日閲覧。
  5. ^ 会社概要”. 勝山交通株式会社. 2023年10月1日閲覧。
  6. ^ 車両一覧 - 大型バス”. 大福交通有限会社. 2023年10月1日閲覧。
  7. ^ 車両一覧 - 中型バス”. 大福交通有限会社. 2023年10月1日閲覧。
  8. ^ 車両一覧 - マイクロバス”. 大福交通有限会社. 2023年10月1日閲覧。
  9. ^ 車両一覧 - タクシー”. 大福交通有限会社. 2023年10月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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