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前畑造船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
前畑造船鉄工から転送)
前畑造船株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
857-0852
長崎県佐世保市千尽6-3
設立 1948年7月2日
業種 輸送用機器
法人番号 2310001005989
事業内容 船舶の新造・修理
鋼構造物の製作
代表者 代表取締役 北村與志郎
資本金 2,100万円
従業員数 85名
外部リンク http://maehata-zousen.co.jp/
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前畑造船株式会社(まえはたぞうせん)は、長崎県佐世保市に本社・造船所を置く造船・船舶修繕事業者である。

概要

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1948年昭和23年)に、戦艦大和」の建造主任を務めた芳井一夫[1]により佐世保市において設立・創業し、船舶の修理業務を開始[2]1959年(昭和34年)から船舶の建造を開始した[2]。以来、新造船事業では各種内航タンカーLPG運搬船フェリー・漁業調査船・海上自衛隊の支援船等の建造[3]を、修繕船事業では1,600総トンまでの各種船舶の修繕[4]を行っている[5]

2007年平成19年)には、749t型内航石油タンカーで国内初のディーゼル電気推進船を建造し、以後も電気推進内航タンカー・LPG運搬船の建造を行っている[5][6][7]

国土交通省による舶用内燃機関サービス・ステーション(SS)の証明を取得している[8]

主要設備

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  • 第2船台:50m×10m 上架能力 500GT[4][5]
  • 第3船台:80m×15m 上架能力 1,300GT[4][5]
  • 浮ドック:80m×17m 最大浮揚能力 2,000t・入渠最大船舶 1,600GT[4][5]
  • ジブクレーン:5基[5]

廃止された設備

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  • 第1船台:40m×6m 上架能力 150GT[5]
    • 2022年令和4年)3月に廃止となり、艤装工場が新設された[2]

沿革

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脚注

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  1. ^ 初代社長 芳井一夫氏と戦艦大和”.前畑造船株式会社
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 前畑造船株式会社公式サイト掲載「会社概要」(2022年10月14日閲覧)
  3. ^ 前畑造船株式会社公式サイト掲載「建造実績」(2022年1月28日閲覧)
  4. ^ a b c d 前畑造船株式会社公式サイト掲載「設備紹介」(2022年1月28日閲覧)
  5. ^ a b c d e f g 長崎県産業労働部 『SHIP POWER OF NAGASAKI JAPAN』 2016年、pp.30-31(2021年1月28日閲覧)
  6. ^ a b 2007年11月2日付朝日新聞西部本社版「エコシップ就航へ 前畑造船・IHIMUの電気推進タンカー」
  7. ^ a b 前畑造船株式会社公式サイト掲載「建造船一覧:タンカー・貨物船」(2022年1月28日閲覧)
  8. ^ 一般社団法人日本舶用機関整備協会『「舶用機関整備士」を利用した検査合理化制度の概要』(2022年12月23日閲覧)掲載「国土交通省地方運輸局公認舶用ディーゼル機関『サービス・ステーション』名簿(令和3年7月1日)」(2022年12月23日閲覧)

外部リンク

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