トリプルエス
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
クインランド(ヘラクレス)の連結子会社 2732 2002年4月18日 - 2007年11月9日 |
略称 | 3S |
本社所在地 |
日本 〒104-0045 東京都中央区築地 2-1-2 プライム築地ビル6階 |
設立 | 2002年1月24日 |
業種 | 経営コンサルティング |
法人番号 | 2010001067325 |
事業内容 | 企業の戦略立案、コンピュータのソフトウェア開発 |
代表者 | 山鳥忠司(代表取締役社長) |
資本金 | 3億8,250万円 |
従業員数 | 18名(役員除く) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | クインランド、山鳥忠司、オリックスキャピタル、ビジネスブレイン太田昭和 |
関係する人物 | 山鳥忠司、家永武彦、古本孝、森田広一、梅津宏児 |
外部リンク | トリプルエス |
特記事項:2008年2月に実質上倒産 |
独自メソッドを利用した企業の戦略策定を売りにしていた経営コンサルティング企業であったが2008年2月に実質上倒産をした。
Perspective Integration(通称PI)という独自メソッドで、あらゆる業種・業態の企業および官庁の戦略を策定できるとしていた。
Perspective Integration(通称PI)は既存の統計手法の他に代表者の山鳥忠司が米国国防省の軍事顧問から学んだとされる「感覚投入法」という手法を使うのが特徴である。
感覚投入法は定性的なデータも数値化する事ができ、それで分析ができるとしていた。
定量的なデータを用いた統計手法に加え、経営者の「感覚」を反映するから(未来が)「ズバスバ当たる」というのが売りであった。
その斬新性で創業期から船井総合研究所、ビジネスブレイン太田昭和、NTTデータ経営研究所などと業務提携するも成果をあげることなくほどなく解消している。
その後しばらく経営不振が続き社員への給与も遅配するような状態であったが、2005年8月に株式の第三者割当によりクインランド(ヘラクレス上場:当時)の出資を受け財務体質を改善。
同社のDMES事業の一角を担うものと期待されていたが、急拡大を続けていたクインランドの業績悪化にともない目立ったシナジー効果を発揮する事がないまま2007年10月にクインランドが倒産した。
トリプルエスも多額の開発費をかけて開発した競馬予測システムやパチンコ出玉予測システムを試験稼働させるも期待通りの成果をあげる事ができなかった。
これらのシステムの開発費が回収できぬまま経営を圧迫しているところに売掛金を差し押さえされるという事態が発生。
これにより資金がショートして実質上の経営ができなくなり2008年2月に全従業員を解雇して事実上の倒産状態になった。