市立函館博物館
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市立函館博物館 Hakodate City Museum | |
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施設情報 | |
前身 | 開拓使函館支庁仮博物場 |
専門分野 | 北海道の自然・考古・歴史・民俗・美術工芸関連 |
事業主体 | 函館市 |
開館 | 1966年4月28日 |
所在地 |
〒040-0044 北海道函館市青柳町17-1 |
位置 | 北緯41度45分21.4秒 東経140度42分52.7秒 / 北緯41.755944度 東経140.714639度座標: 北緯41度45分21.4秒 東経140度42分52.7秒 / 北緯41.755944度 東経140.714639度 |
プロジェクト:GLAM |
市立函館博物館(しりつはこだてはくぶつかん)は、函館市青柳町の函館公園内に本館がある公立総合博物館。
概要
[編集]1879年5月25日開場の開拓使函館支庁仮博物場を前身に持ち、1966年4月28日に市立の総合博物館として開館した。本館の他に郷土資料館(旧金森洋物店、1969年11月開館)を持つ。自然科学から人文科学にいたる、約62万点の展示物および収蔵資料を持つ。初代館長は彫刻家でもあった武内収太[1]。
五稜郭分館
[編集]五稜郭公園内には1955年6月に五稜郭分館が開館[2]し、主に箱館戦争に関わる資料を展示していたが、箱館奉行所の復元工事に伴い2007年に閉館した。建物は1954年7月10日から8月31日まで函館公園と五稜郭公園を会場にして開かれた北洋漁業再開記念北海道大博覧会の際に「観光館・お菓子デパート」として建てられた建物を転用したものであった。閉館時に館内に保存展示されていた資料は本館に移された。
主な収蔵資料等
[編集]自然・考古・歴史・民俗・美術工芸資料など約62万点。
志苔館出土の「北海道志海苔中世遺構出土銭」(重要文化財)、函館空港遺跡やサイベ沢遺跡など出土の考古学資料、アイヌ風俗画、蠣崎波響等の作の美術工芸資料、中世から現代に続く歴史、民俗資料、動植物、地質、鉱物、化石資料が主な収蔵品。
主なコレクション
- 「菅原コレクション」 - 植物分類学者、菅原繁蔵が樺太等から収集した1万点あまりの植物標本。
- 「高川コレクション」 - 北方貝類の研究者高川金次が収集した貝類研究基礎標本。
- 「花光コレクション」 - 教育文化界の功労者花光春之助の収集した美術工芸品
- 「能登川コレクション」 - 在野の考古学研究者能登川隆が収集した続縄文時代の「恵山貝塚」出土資料
脚注
[編集]- ^ “武内収太”. 函館市文化・スポーツ振興財団. 2024年1月8日閲覧。
- ^ 函館市史 通説編4 7編2章コラム18 Archived 2014年4月8日, at Archive.is
関連項目
[編集]- 旧函館博物館1号・2号
- 函館市北方民族資料館 - 博物館所蔵の民俗資料を展示