老婆餅
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(冬蓉酥から転送)
老婆餅 | |
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別名 | Sweetheart cake |
種類 | 餅 |
フルコース | お菓子 |
発祥地 | 中国 |
地域 | 中国の広東省、 香港、台湾 |
主な材料 | 冬瓜、杏仁、ごま |
老婆餅(ラオポービン)とは、皮が小麦粉製で、内側に熟した冬瓜の餡ともち粉が入った餅菓子である。
漢字表記では冬蓉酥とも書かれ、英語圏では「スイートハートケーキ」とも呼ばれることがある。
老婆餅は中国の広東省に起源を持つが、現代の広東省では徐々に見かけなくなり、香港や台湾で最も一般的に見られている。外観は基本的に円形であり、外側はサクサクしたパイ生地で覆われている。もともと冬瓜餡は淡白で味が薄いが、砂糖を加えることで甘くなり、バタークリームを加えた洋風のバージョンも存在する。
起源
[編集]起源には諸説あるが、今でもハッキリされていない。以下の3つが最も信じられている:
- 昔、ある裕福な夫婦がいた。妻が冬瓜を使って餡を作り、それを丸い形にして餅にし、夫が市場で売り始めると、大変人気を集めた。夫はその餅に「老婆餅」と名付けたと言われている。
- 昔、ある妻の家族の長老が病気になり、薬が手に入らなかったため、妻は自分を売って助けることを決意した。深く妻を愛していた夫は、妻を買い戻すためにおいしい餅を開発し、その売り上げで、妻を助けた。このため、後にこの餅は「老婆餅」と呼ばれるようになったと言われている。
- 広州の「蓮香楼」で初めて作られ、早い時期に「蓮香楼」は潮州出身の点心職人を雇い、その職人が故郷で作っていた揚げ冬瓜の砂糖漬けを持ち込んで、ほかの職人たちに教えたと言われている[1][2]。
出典
[編集]- ^ “老婆饼为什么叫老婆饼?”. 上游新闻. 2021年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月20日閲覧。
- ^ “老婆饼为什么叫老婆饼?老婆饼的由来,老婆饼的做法。”. 妙福记. 2021年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月20日閲覧。