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冬山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
冬瓜山駅から転送)

座標: 北緯24度38分10.56秒 東経121度47分31.14秒 / 北緯24.6362667度 東経121.7919833度 / 24.6362667; 121.7919833

冬山駅
冬山駅(2010年7月)
冬山
ドンシャン
Dongshan
羅東 (5.0 km)
(4.2 km) 新馬
地図
所在地 中華民国の旗 台湾宜蘭県冬山郷冬山村中正路1号
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 三等駅
旧名 冬瓜山
駅コード 7150[1]
(旧)069[2]
所属路線 宜蘭線
キロ程 85.1 km(八堵起点)
電報略号 ㄉㄥ
駅構造 高架駅
ホーム 島式 2面4線
乗車人員
-統計年度-
#利用状況節参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況節参照
-人/日
開業年月日 1919年3月24日
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冬山駅
各種表記
繁体字 冬山車站
簡体字 冬山车站
拼音 Dōngshān Chēzhàn
通用拼音 Dongshan Chējhàn
注音符号 ㄉㄨㄥ ㄕㄢ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: ドンシャン チャーヂャン
台湾語白話字 Tang-soaⁿ Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字: Tûng-sân Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み とうざんえき
英文 Dongshan Station
テンプレートを表示

冬山駅(とうざんえき)は、台湾宜蘭県冬山郷にある台湾鉄路管理局宜蘭線。冬山駅は冬山郷の主要な駅であり二等駅。駅前の中正路に郷の主な機関の建築物(郷公所、郵便局、農会、観光サービスセンター)がある。

歴史

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  • 1919年3月24日 - 「冬瓜山駅」(当時の表記は冬瓜山驛)として開業[3]
  • 1920年10月1日 - 「冬山駅」(当時の表記は冬山驛)に改名[4]
  • 1961年 - 台風によって開業以来の木造駅舎が破壊された。駅舎は同位置に鉄筋コンクリートで再建され、翌年9月に完成した[5]
  • 2004年2月22日 - 高架化工事を開始[5]
  • 2007年12月26日 - 高架化工事竣工により線路を切り換えたが、駅舎は引き続き使用している[6]
  • 2020年6月1日 - 三等駅に降格[注 1]

改善計画

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台鉄宜蘭線の高架化工事[8]と冬山河森林公園開発にあわせて、冬山 - 新馬間及び冬山駅を高架化した。新しい駅は「緑のトンネル」をイメージして設計され、ヘチマ棚をかたどった造型とされた。これは台湾で最初の観光目的での駅改築である[9]。新しい駅は2008年4月1日に完成し、これは東部幹線で最初の高架駅である。

駅構造

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利用状況

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年別利用推移は以下のとおり。

-2000年
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1946 104,498 96,524 201,022 [10] 286 551
1975 73,632 37,139 110,771 [11] 202 303
1976 84,434 32,833 117,267 [12] 231 320
1977 65,811 30,655 96,466 [13] 180 264
1978 資料なし
1979 113,964 89,138 203,102 [14] 312 556
1980 110,316 83,117 193,433 [15] 301 529
1981 86,174 64,811 150,985 [16] 236 414
1982 85,947 74,212 160,159 [17] 235 439
1983 73,350 59,588 132,938 [18] 201 364
1984 77,520 59,806 137,326 [19] 212 375
1985 69,711 52,488 122,199 [20] 191 335
1986 86,260 66,711 152,971 [21] 236 419
1987 79,901 60,252 140,153 [22] 219 384
1988 89,002 67,939 156,941 [23] 243 429
1989 88,011 64,249 152,260 [24] 241 417
1990 77,887 53,655 131,542 [25] 213 360
1991 79,367 48,666 128,033 [26] 217 351
1992 95,376 56,319 151,695 261 414
1993 100,694 60,613 161,307 276 442
1994 127,483 87,480 214,963 349 589
1995 126,753 85,836 212,589 347 582
1996 121,853 86,602 208,455 333 570
1997 151,943 114,012 265,955 416 729
1998 136,283 86,602 222,885 373 611
1999 156,957 100,922 257,879 430 707
2000 164,140 122,073 286,213 448 782
2001年-
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
2002 141,871 133,101 274,972 [27] 389 753
2003 132,075 125,541 257,616 [28] 362 706
2004 144,371 136,813 281,184 [29] 394 768
2005 161,971 150,122 312,093 [30] 444 855
2010 189,525 199,834 389,359 [31] 519 1,067
2011 212,038 231,781 443,819 [32] 581 1,216
2012 226,379 249,048 475,427 [33] 619 1,299
2013 238,327 250,732 489,059 [34] 653 1,340
2014 232,196 238,126 470,322 [35] 636 1,289
2015 218,352 224,028 442,380 [36] 598 1,212
2016 237,331 241,203 478,534 [37] 648 1,307
2017 266,328 262,717 529,045 [38] 730 1,449
2018 256,033 264,033 520,066 [39] 701 1,425
2019 246,436 246,773 493,209 [40] 675 1,351
2020 182,843 184,462 367,305 [7] 500 1,004
2021 145,317 146,655 291,972 [41] 398 800

駅周辺

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  • 冬山市街
  • 観光サービスセンター(旅遊服務中心)
  • 冬山河
  • 冬山河森林公園
  • 冬山郷公所
  • 冬山郷農会
  • 中華郵政冬山郵便局

ギャラリー

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隣の駅

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台湾鉄路管理局
宜蘭線
羅東駅 - 冬山駅 - 新馬駅

脚注

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註釈

[編集]
  1. ^ 表3 車站數 - 按等級別分[7]

出典

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  1. ^ 車站基本資料集”. 台湾鉄路管理局 (2021年6月27日). 2022年4月13日閲覧。
  2. ^ 台湾鉄路管理局. “車站基本資料集”. 2018年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月25日閲覧。
  3. ^ 台湾総督府 (1919-03-09). “台湾総督府告示第31号”. 官報. 1919年03月18日 (第1985号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 293. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954099/3. "大正八年三月二十四日ヨリ蘇澚宜蘭間鐵道運輸營業ヲ開始ス 其ノ停車場名竝哩程左ノ通"  国立国会図書館
  4. ^ 台湾総督府 (1920-09-17). “台湾総督府告示第152号”. 官報. 1921年01月19日 (第2537号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 322. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954652/2. "大正九年十月一日ヨリ停車場ノ名稱中左ノ通改稱ス"  国立国会図書館
  5. ^ a b Dongshan Station - ウェイバックマシン(2009年3月3日アーカイブ分)
  6. ^ “台鐵冬山段,完成切換高架”. 自由時報. (2007年12月27日). https://news.ltn.com.tw/news/local/paper/178122 
  7. ^ a b "營運 Business and Transportation 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 Statistical Report of Taiwan Railways Administration -2020- (Report) (中華民國109年 ed.). 臺灣鐵路管理局. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月21日閲覧
  8. ^ 東部鉄路後続改善計画(中華民国行政院新聞局) Archived 2007年9月29日, at the Wayback Machine.
  9. ^ “台鐵冬山站 月台就是瓜棚”. 自由時報. (2005年5月20日). https://news.ltn.com.tw/news/life/paper/19196 
  10. ^ 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會 (Report). 國家圖書館 臺灣記憶. May 1947. p. 頁28.
  11. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1976). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國64年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁44-59.
  12. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1977). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國65年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁26-41.
  13. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1978). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國66年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁46-61.
  14. ^ 臺灣省鐵路管理局 (August 1980). "宜蘭縣鐵路貨客營運概況". 宜蘭縣統計要覽 (Report) (中華民國68年 ed.). 宜蘭縣政府主計室. pp. 頁258-259. 國家圖書館 政府統計資訊網
  15. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1981). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國69年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁70-87.
  16. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1982). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國70年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁68-81.
  17. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1983). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁62-75.
  18. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1984). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國72年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁64-75.
  19. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1985). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國73年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁66-77.
  20. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1986). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國74年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁66-77.
  21. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1987). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國75年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁64-75.
  22. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1988). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國76年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁62-73.
  23. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1989). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國77年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁42-53.
  24. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1990). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國78年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁46-57.
  25. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1991). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國79年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁48-59.
  26. ^ (繁体字中国語)國立台灣大學 (2002年7月). 宜蘭縣綜合發展計畫〈第一次修訂〉第二冊 部門研究報告 第一章 交通運輸 表 1.11 宜蘭地區鐵路客運各站歷年運量成長統計表. 宜蘭縣政府. p. (1-19). ISBN 9570116757. http://plnt3.e-land.gov.tw/%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%86%8A.pdf  表 1.11 宜蘭地區鐵路客運各站歷年運量成長統計表”. 2020年2月14日閲覧。
  27. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 2003). 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic (Report) (中華民國91年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁74-75.
  28. ^ 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic (Report) (中華民國92年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. June 2004. pp. 頁66-77.
  29. ^ 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic (Report) (中華民國93年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. June 2005. pp. 頁66-77.
  30. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (April 2006). 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic (Report) (中華民國94年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁70-71.
  31. ^ 99年報 各站客貨運起訖量”. 2011年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  32. ^ 100年報 各站客貨運起訖量”. 2012年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  33. ^ 101年報 各站客貨運起訖量”. 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  34. ^ 102年報 各站客貨運起訖量”. 2014年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  35. ^ 103年報 各站客貨運起訖量”. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  36. ^ 104年報 各站客貨運起訖量”. 2016年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  37. ^ 105年報 各站客貨運起訖量”. 2017年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月4日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  38. ^ 106年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月5日閲覧。
  39. ^ 107年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月25日閲覧。
  40. ^ 108年報 各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2020年5月13日閲覧。
  41. ^ "表11 各站客貨運起訖量". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國110年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. April 2022. 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。

外部リンク

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