国家公務員制度改革基本法
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(公務員制度改革から転送)
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
国家公務員制度改革基本法 | |
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日本の法令 | |
通称・略称 | 公務員改革法 |
法令番号 | 平成20年法律第68号 |
種類 | 行政組織法 |
効力 | 現行法 |
成立 | 2008年6月6日 |
公布 | 2008年6月13日 |
施行 | 2008年6月13日 |
主な内容 | 国家公務員制度改革推進本部の設置 |
関連法令 | 国と民間企業との間の人事交流に関する法律 |
条文リンク | 国家公務員制度改革基本法 - e-Gov法令検索 |
ウィキソース原文 |
国家公務員制度改革基本法(こっかこうむいんせいどかいかくきほんほう、平成20年6月13日法律第68号)は、国家公務員制度改革の基本理念や基本方針を定め、これを総合的に推進することを目的とする日本の法律である[1]。第169通常国会において成立した。通称公務員改革法。
概要
[編集]- 平成20年4月4日 福田康夫内閣、衆議院に提出
- 平成20年5月9日 衆議院内閣委員会に付託
- 平成20年5月28日 民主党との修正協議の結果、委員会通過
- 平成20年5月29日 本会議可決、通過
- 平成20年5月29日 参議院に送付
- 平成20年5月30日 参議院内閣委員会に付託
- 平成20年6月5日 委員会通過
- 平成20年6月6日 本会議可決、成立
- 平成20年6月13日 同法公布
- 平成25年7月10日 国家公務員制度改革推進本部の設置期限[2]
- 7月11日 「行政改革推進本部国家公務員制度改革事務局」設置
公務員改革法案は08年中に公務員の再就職を一元管理する「官民人材交流センター」を内閣府に設け、公務員にも能力・実績主義を導入し、設置後3年以内に各省庁による天下りのあっせんも全面禁止するというものであったが、この官民人材交流センターについて野党からは、公務員専用の天下りバンク[3]、官僚専用の「特製ハローワーク」[4]であるとして批判、反対があった。
公務員労働組合(全日本自治団体労働組合、日本教職員組合、日本国家公務員労働組合連合会など)は、公務員改革法案に対しては、ILOの勧告により検討すべき事項である労働基本権問題には全く触れていないうえ、人事管理のあり方と再就職規制問題を一方的に強化し、さらには能力・実績主義を押し付ける内容だとして反対を表明[5][6][7][8]していた。また、天下り規制に関しては、それに反対する官僚や自民党内からも激しい反対にあった[9]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 国家公務員制度改革基本法の概要 (PDF)
- ^ 内閣官房長官記者会見2013年7月9日
- ^ 2007年6月6日衆議院内閣委員会[1]
- ^ 2007年6月23日(土)「しんぶん赤旗」[2]
- ^ 公務公共サービス労働組合協議会・対策本部ニュース2007年4月25日
- ^ じちろう新聞(第1901号)
- ^ 国公労連「公務員制度改悪」反対のページ2008年5月20日閲覧
- ^ 中核派機関紙「前進」2310号3面1
- ^ 2007年3月9日日経新聞
関連項目
[編集]- 安倍晋三 - 第90代内閣総理大臣
- 福田康夫 - 第91代内閣総理大臣
- 麻生太郎 - 第92代内閣総理大臣
- 渡辺喜美 - 安倍内閣及び福田内閣の行革・公務員制度改革担当大臣
- 甘利明 - 麻生内閣の行革・公務員制度改革担当大臣
- 二橋正弘 - 小泉内閣及び福田内閣の官房副長官
- 公務員庁構想
- 内閣人事局
外部リンク
[編集]- 国家公務員制度改革基本法 e-Gov法令検索