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全日本アイスホッケー選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全日本アイスホッケー選手権大会
競技アイスホッケー
創立1930
参加チーム8
日本の旗 日本
前回優勝H.C.栃木日光アイスバックス
最多優勝レッドイーグルス北海道 (37回)
テレビ局NHK
公式サイト日本アイスホッケー連盟

全日本アイスホッケー選手権大会(ぜんにほんアイスホッケーせんしゅけんたいかい)は、日本アイスホッケー連盟が主催し、開催されるアイスホッケーのオープン大会である。

概要

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1930年日光市で第1回大会が開催された。以降の会場は持ち回り。

過去は日本リーグのチームしか出場できないなどの規定が存在していたが、第70回大会(2003年)より国内のアジアリーグアイスホッケーの参加チームから高校チームまで日本アイスホッケー連盟に加盟し、予選を突破するなどの条件を満たした最大32チームが参加可能なオープン大会となった。第80回大会より出場枠が8チームに見直された。2020年は、同年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、参加資格をアジアリーグアイスホッケーの5チームのみに限定し大会を縮小した[1][2]。2021年からの出場枠はアジアリーグ5チーム、関東大学アイスホッケーリーグ戦上位2チーム、関西学生アイスホッケーリーグ戦上位1チーム、全日本選手権B上位4チームの合計12チームとなっている。

歴代最多優勝は、前身時代を含めてレッドイーグルス北海道の37回。

結果(Aグループ)

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開催地 決勝戦 備考
優勝チーム スコア 準優勝チーム
1 1930 日光 慶應義塾大学
2 1931 長野 満洲医科大学
3 1932 八戸 苫小牧王子(初)
4 1933 日光 早稲田大学
5 1934 東京 慶應義塾大学
6 1935 東京 苫小牧王子(2)
7 1936 東京 早稲田大学(2)
8 1937 東京 立教大学
9 1938 札幌 早稲田大学(3)
10 1939 東京 立教大学(2)
11 1940 東京 明治大学
12 1941 東京 明治大学(2)
13 1942 八戸 全関東
14 1943 群馬 全満州
15 1947 八戸 王子製紙(3)
16 1948 盛岡 八戸ホワイトベア
17 1949 長野 - 暖気のため中止
18 1950 苫小牧 苫小牧製紙(4)
19 1951 日光 苫小牧製紙(5)
20 1952 東京 苫小牧製紙(6)
21 1953 日光 古河電工(初)
22 1954 日光 王子製紙(7)
23 1955 大阪 王子製紙(8)
24 1956 名古屋 王子製紙(9)
25 1957 大阪 王子製紙(10)・岩倉組(初) 両者優勝
26 1958 名古屋 王子製紙(11)
27 1959 日光・東京 古河電工(2)
28 1960 福岡 古河電工(3)
29 1961 苫小牧 岩倉組(2)
30 1962 日光 古河電工(4)
31 1963 東京 岩倉組(3)
32 1964 東京 王子製紙(12)
33 1965 東京 岩倉組(4)
34 1966 苫小牧 王子製紙(13)
35 1967 東京 岩倉組(5)
36 1968 東京 王子製紙(14)
37 1969 東京 王子製紙(15)
38 1970 東京 西武鉄道(初)
39 1970 東京 西武鉄道(2)
40 1972 東京 西武鉄道(3)
41 1973 東京 王子製紙(16)
42 1974 東京 西武鉄道(4)
43 1975 東京 国土計画(初)
44 1976 札幌 王子製紙(17)
45 1977 東京 王子製紙(18)
46 1978 東京 西武鉄道(5)
47 1979 東京 西武鉄道(6)
48 1980 東京 王子製紙(19)
49 1981 東京 王子製紙(20)
50 1981 東京 国土計画(2)
51 1983 東京 王子製紙(21)
52 1984 東京 王子製紙(22)
53 1985 東京 王子製紙(23)
54 1986 東京 王子製紙(24)
55 1987 東京 王子製紙(25)
56 1988 東京 国土計画(3)
57 1989 東京 王子製紙(26)
58 1990 東京 国土計画(4)
59 1992 苫小牧・札幌 王子製紙(27)
60 1992 東京 王子製紙(28)
61 1994 札幌 新王子製紙(29)
62 1995 東京 新王子製紙(30)
63 1996 札幌 新王子製紙(31)
64 1997 長野 コクド(5)
65 1998 苫小牧 コクド(6)
66 1999 東京 コクド(7)
67 2000 東京 王子製紙(32)
68 2001 札幌 西武鉄道(7)
69 2002 東京 王子製紙(33)
70 2003 札幌 コクド(8) 出場チーム数を32に変更
71 2004 札幌 コクド(9) 5-2 日本製紙クレインズ
72 2005 長野 王子製紙(34) 5-2 日本製紙クレインズ
73 2006 札幌 日本製紙クレインズ(初) 5-3 王子製紙
74 2007 八戸 日本製紙クレインズ(2) 4-1 SEIBUプリンスラビッツ
75 2008 釧路 SEIBUプリンスラビッツ(10) 5-3 日本製紙クレインズ
76 2009 東京 SEIBUプリンスラビッツ(11) 6-5 日本製紙クレインズ
77 2010 苫小牧 日本製紙クレインズ(3) 5-1 王子イーグルス
78 2011 日光 日本製紙クレインズ(4) 6-2 東北フリーブレイズ
79 2012 八戸 日本製紙クレインズ(5) 3-1 王子イーグルス この大会まで2月開催
80 2012 横浜 王子イーグルス(35) 3-2 日本製紙クレインズ 12月開催、出場チーム数を8に変更(AL4、学生4)
81 2013 札幌 日本製紙クレインズ(6) 5-4 王子イーグルス 出場チーム内訳を変更(AL4、学生3、会長杯1)
82 2014 横浜 H.C.栃木日光アイスバックス(5) 3-2 東北フリーブレイズ
83 2015 札幌 日本製紙クレインズ(7) 6-4 王子イーグルス
84 2016 長野 王子イーグルス(36) 3-2 栃木日光アイスバックス
85 2017 東京 東北フリーブレイズ(初) 1-0 王子イーグルス
86 2018 東京 王子イーグルス(37) 4-2 栃木日光アイスバックス
87 2019 東京 H.C.栃木日光アイスバックス(6) 4-1 東北フリーブレイズ
88 2020 八戸 ひがし北海道クレインズ(8) 3-1 東北フリーブレイズ 参加はアジアリーグ加盟5チームのみ。1回戦は2020年10月18日開催のアジアリーグジャパンカップ2020横浜GRITSひがし北海道クレインズ戦の成績を準用[1][2]
89 2021 長野 ひがし北海道クレインズ(9) 6-5 東北フリーブレイズ 出場チーム数12(AL5、学生3、全日本Bグループ4)
90 2022 長野 東北フリーブレイズ(2) 4-3(GWS) ひがし北海道クレインズ
91 2023 横浜 H.C.栃木日光アイスバックス(7) 4-2 東北フリーブレイズ
92 2024 日光 H.C.栃木日光アイスバックス(8) 5-4 レッドイーグルス北海道

結果(Bグループ)

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2018年度までアジアリーグ勢を除く社会人アイスホッケーの大会として日本アイスホッケー連盟会長杯が開催されていたが、2019年3月の第7回大会をもって終了し、全日本選手権(B)に移行して開催されることとなった(選手権(B)の大会回数は以前開催時の回数を引き継ぎ)[3]。会長杯開催時と同様、今大会の優勝チームが翌年度の全日本選手権(A)の出場権を獲得する。2020年3月開催予定だった第54回大会はコロナウイルス感染症の流行により中止となった[4]

開催地 決勝戦 備考
優勝チーム スコア 準優勝チーム
54 2020 八戸 コロナウイルス感染症の流行により中止 -  
55 2021 盛岡 日本製鉄室蘭 4-1 DYNAX
56 2022 帯広 コロナウイルス感染症の流行により中止 -  
57 2023 盛岡 日本製鉄室蘭 8-4 釧路厚生社

テレビ中継

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第81回大会まで決勝戦はNHK教育テレビで中継された。第82回大会以降はNHK BS1で放送されている。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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