コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

きみにしか聞こえない CALLING YOU

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
傷 (漫画)から転送)

きみにしか聞こえない CALLING YOU』(きみにしかきこえない コーリング・ユー)は、角川スニーカー文庫から刊行された、乙一による日本ライトノベル短編集である。ザ・スニーカーに掲載された『Calling You』と『傷 -KIZ/KIDS-』に書き下ろし作品『華歌』を加えた合計3作を収録している。イラスト羽住都。後に、角川つばさ文庫からSHELによるイラストで児童書化した。

メディアミックスとして、『Calling You』は2003年にドラマCD化されたほか、同年に月刊ASUKA角川書店)にて都筑せつり作画のコミカライズが『きみにしか聞こえない CALLING YOU』のタイトルで連載、2007年には清原紘作画のコミカライズが『きみにしか聞こえない』のタイトルで月刊少年エース(角川書店)にて連載、2007年6月16日には映画版『きみにしか聞こえない』が公開されている。また、『傷 -KIZ/KIDS-』も2007年に清原紘作画の漫画が『傷』のタイトルでビーンズエース角川書店)にて連載され、2008年には『KIDS』のタイトルで映画化された。

一部では、映画『きみにしか聞こえない』は韓国映画『イルマーレ』と話が似ていると言われるが、原作『Calling You』(初出:ザ・スニーカー 2000年4月号)のほうが『イルマーレ』(2000年9月9日韓国で公開) より先に世に出ている。

あらすじ

[編集]

登場人物

[編集]

収録作品

[編集]
  • Calling You (初出:ザ・スニーカー 2000年4月号)
  • 傷 -KIZ/KIDS- (初出:ザ・スニーカー 2000年10月号)
  • 華歌 (初出:書き下ろし。角川スニーカー文庫版版のみ)
  • ウソカノ(初出:角川文庫の「失はれる物語」。角川つばさ文庫版のみ)

映画『きみにしか聞こえない』

[編集]
きみにしか聞こえない
監督 荻島達也
脚本 金杉弘子
出演者 成海璃子
小出恵介
片瀬那奈
石川伸一郎
高田延彦
羽田実加
坂田梨香子
中野英雄
岩城滉一
古手川祐子
八千草薫(特別出演)
音楽 中村正人
主題歌 DREAMS COME TRUEきみにしか聞こえない
制作会社 STUDIO SWAN
製作会社 エムシーエフ・プランニング2
STUDIO SWAN
メディアファクトリー
アース・スター エンターテイメント
SWANフィルムパートナーズ
配給 ザナドゥー
公開 日本の旗 2007年6月16日[1]
上映時間 107分[1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

Calling You』を原作として『きみにしか聞こえない』のタイトルで映画化。

あらすじ

[編集]

クラスで孤立している女子高生のリョウは、自分だけが携帯電話を持っていないことに劣等感を抱き、同時に憧れを募らせる。そんな彼女はある日、公園で拾ったおもちゃの携帯電話に突然着信がかかってくる。 原作は、頭の中の携帯電話が突然鳴り出すことから始まっている。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]

主題歌

[編集]

映画『KIDS』

[編集]

『傷 -KIZ/KIDS-』を原作として『KIDS』のタイトルで映画化。2008年2月2日公開。

漫画

[編集]

ドラマCD『きみにしか聞こえない CALLING YOU』

[編集]

「Calling You」が原作、「きみにしか聞こえない CALLING YOU」のタイトルでスニーカーCD コレクション(発売:株式会社ムービック)から2003年発売された。乙一自身が脚本に参加しているが、原作とはかなり変わっている。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m きみにしか聞こえない”. キネマ旬報WEB. 2024年1月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y きみにしか聞こえない”. allcinema. 2023年10月23日閲覧。

外部リンク

[編集]