悲別ロマン座
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(住友上歌鉱会館から転送)
悲別ロマン座 Kanashibetsu Roman-za | |
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悲別ロマン座(2007年1月1日撮影) | |
情報 | |
旧名称 | 住友上歌会館[1] |
用途 | 各種催し、展示 |
旧用途 | 映画館 |
管理運営 | 悲別ロマン座保存会 |
駐車台数 | 10 |
竣工 | 1953年 |
所在地 |
〒073-0401 北海道歌志内市上歌1丁目1番地 |
座標 | 北緯43度31分21.6秒 東経142度03分10.2秒 / 北緯43.522667度 東経142.052833度座標: 北緯43度31分21.6秒 東経142度03分10.2秒 / 北緯43.522667度 東経142.052833度 |
備考 | 北海道中央バス「上歌志内」停留所下車 |
悲別ロマン座(かなしべつロマンざ)は、1984年に放映されたテレビドラマ「昨日、悲別で」においてロケ地として使用され、ドラマの舞台にもなった架空の建物名。
概要
[編集]正式名称は「旧上歌会館(きゅうかみうたかいかん)」で、北海道歌志内市に所在する。1953年に旧住友上歌志内砿の職員厚生施設(映画館)として竣工[2][注 1]。往時は映画上映や舞台公演、有名歌手の歌謡ショーなどが催され賑わっていた[2][4]。
1971年に炭鉱が閉山してからは活用されることもなく廃墟状態となっていた[1][2]が、1977年公開の映画「幸福の黄色いハンカチ」でロケ地として使用(このときは「悲別ロマン座」の名称は使われていない)[5]、「昨日、悲別で」が放映されたことをきっかけとして、1985年より市内の有志による保存活動が展開された[2][6]。
その後施設の一部を改修し1987年10月の「悲別ロマン座復活祭」を皮切りに観光施設として再開業し[6][2]、「悲別ロマン座保存会」により管理されており2008年9月から再び開館している[7]。映写室では、当時使用していた映写機が保存されている[2]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当館が出来るまでの歌志内町(当時)の映画上映施設は、錦座、大正座、神威松竹座、神威砿会館、親友会館の5館しかなかった(1953年の映画館【北海道地方】 - 「消えた映画館の記憶」を参照[3])。
出典
[編集]- ^ a b 塚田敏信 (2015年9月4日). “まち歩きのススメ「悲別ロマン座」”. 朝日新聞 (朝日新聞北海道支社) 2016年3月19日閲覧。
- ^ a b c d e f そらち炭鉱(やま)の記憶をめぐる-旧上歌会館(現・悲別ロマン座) - 空知総合振興局、2015年6月12日閲覧
- ^ 『全国映画館総覧 1953年版』時事通信社, 1953年。
- ^ プロフィール - 悲別ロマン座、2015年6月12日閲覧
- ^ 幸福の黄色いハンカチ - 悲別ロマン座、2015年6月12日閲覧
- ^ a b 新歌志内市史 第8編産業2・農林商工業 第4章観光 悲別ロマン座 1609-1610P
- ^ ロマン座のイベント - 悲別ロマン座、2015年6月12日閲覧
外部リンク
[編集]- 悲別ロマン座
- 悲別ロマン座(Facebook)
- 悲別ロマン座 (@romanza_22_) - X(旧Twitter)