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二形性真菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二相性真菌から転送)
酵母と菌糸の形態で育つCandida albicans

二形性真菌(にけいせいしんきん、英語: Dimorphic fungus二相性真菌とも呼ぶ)は、 一つの菌株が環境条件によって2つの異なる栄養増殖形態(カビ/菌糸/糸状菌型あるいは酵母型)を示す真菌である[1][2]

一例として、ヒト病原菌Penicillium marneffei英語版は室温ではカビとして、人間の体温では酵母として生育する[3]


仮性菌糸


酵母型

カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)

出典

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  1. ^ 鈴木 孝仁 (1995). “真菌の二形性とその調節”. Plant Morphol. 7 (1): 29–38. doi:10.5685/plmorphol.7.29. 
  2. ^ Fungi”. June 6, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月6日閲覧。
  3. ^ Chandler JM, Treece ER, Trenary HR, et al. (2008). “Protein profiling of the dimorphic, pathogenic fungus, Penicillium marneffei. Proteome Sci. 6 (1): 17. doi:10.1186/1477-5956-6-17. PMC 2478645. PMID 18533041. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2478645/.