九条道弘
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九条 道弘(くじょう みちひろ、1933年〈昭和8年〉12月13日[1] - 2017年〈平成29年〉9月16日[2])は、日本の神職、平安神宮名誉宮司。
五摂家の一つ、元公爵九条家の第34代当主[3]。子に九条道成。第125代天皇・明仁(現・上皇)は再従弟に当たり、自身の誕生から10日後に誕生している。
人物
[編集]1933年、東京府で公爵・九条道秀の長男として生まれる[1]。学習院初等科、学習院中等科、学習院高等科を経て、関西学院大学文学部卒業[4]。文化放送勤務[5]。
1973年、神職に就く[4]。平安神宮第14代宮司[4](1991年 - 2017年4月[6])。2002年、神職身分特級(神職身分の最高位)[7]。藤裔会会長。
平安神宮宮司在任中の1994年には、平安神宮鎮座百年祭を執り行った。2010年に、平安神宮大極殿、蒼龍楼、應天門などが重要文化財に指定されている[8][9][10]。
親族
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『平成新修旧華族家系大成』上巻, p. 537–538.
- ^ “平安神宮の九條名誉宮司が死去 天皇陛下のまたいとこ”. 朝日新聞. (2017年9月17日) 2017年9月17日閲覧。
- ^ “平安神宮名誉宮司、九條道弘氏死去”. 産経WEST. (2017年9月17日) 2017年9月18日閲覧。
- ^ a b c “九條道弘氏死去 前平安神宮宮司、旧五摂家35代目当主”. 京都新聞. (2017年9月17日) 2017年9月18日閲覧。
- ^ 松崎敏弥「天皇家をささえた華族」(『歴史読本』1998年11月号54頁、新人物往来社)
- ^ “訃報 九條道弘さん83歳=平安神宮名誉宮司”. 毎日新聞. (2017年9月17日) 2017年9月18日閲覧。
- ^ 九条道弘 2008.
- ^ 平安神宮 大極殿 へいあんじんぐう だいごくでん - 文化遺産オンライン
- ^ 平安神宮 蒼龍楼 へいあんじんぐう そうりゅうろう - 文化遺産オンライン
- ^ 平安神宮 應天門 へいあんじんぐう おうてんもん - 文化遺産オンライン
参考文献
[編集]- 『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館編、吉川弘文館、1996年。
- 参考サイト
- 九条道弘 (2008年). “茶の湯-公家の茶-”. 茶の湯 こころと美. 表千家. 2016年3月13日閲覧。