久世嘉左衛門
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久世 嘉左衛門(嘉左衞門、くせ かざえもん、1853年11月14日(嘉永6年10月14日[1])- 1926年(大正15年)5月27日[1][注釈 1])は、明治から大正期の酒造家、実業家、政治家。衆議院議員、石川県河北郡津幡町長。
経歴
[編集]加賀国河北郡清水村(石川県[2]河北郡清水村を経て現津幡町[3]字清水[1])で、油屋・質屋・酒造業を営む家に生まれた[1]。
津幡町会議員を務めた[2][3]。1891年(明治24年)7月、河北郡会議員となる[1][2]。1892年(明治25年)6月、津幡町長に就任した[1][2][3]。
1898年(明治31年)3月、第5回衆議院議員総選挙(石川県第3区、自由党)で当選し[1][4]、衆議院議員に1期在任[2][3]。1908年(明治41年)5月の第10回総選挙(石川県郡部、立憲政友会)では落選した[5]。
1911年(明治44年)2月、石川県会議員補欠員に当選し[1]、1915年(大正4年)9月、県会議員に当選[1][2][3]。立憲政友会に所属した[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』221頁、『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』160頁では大正8年10月23日。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
- 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 石川県議会史編さん委員会編『石川県議会史 第2巻』石川県議会事務局、1968年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。