弁財亭和泉
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(三遊亭粋歌から転送)
Benzaitei Izumi | |
弁財亭和泉定紋「かたばみ」 | |
本名 | 旧姓: |
---|---|
生年月日 | 1976年7月31日(48歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
師匠 | 三遊亭歌る多 |
名跡 | 1. 三遊亭歌すみ (2006年 - 2009年) 2. 三遊亭粋歌 (2009年 - 2021年) 3. 弁財亭和泉 (2021年 - ) |
出囃子 | 竹生島 |
活動期間 | 2006年 - |
活動内容 | 落語家 |
配偶者 | 柳家小八 |
所属 | 落語協会 |
受賞歴 | |
2016年第二回渋谷らくご 創作らくご大賞 | |
弁財亭 和泉(べんざいてい いずみ、1976年7月31日 - )は、落語家[1][2]。落語協会所属の真打。紋は「かたばみ」、出囃子∶「竹生島」[1]。
来歴
[編集]2005年8月、三遊亭歌る多に入門し、翌年3月前座となる[1]。前座名は歌すみ。
2009年6月、三遊亭歌扇、柳亭市江、柳家小太郎と共に二ツ目に昇進し、粋歌と改名[1]。2016年12月、第二回渋谷らくご創作大賞を受賞した[3]。
2021年3月下席より柳亭燕三、柳家㐂三郎、九代目春風亭柳枝、三遊亭れん生と共に真打に昇進[4]、弁財亭和泉と改名[5]。
2023年1月下席昼の部、池袋演芸場にて初となる主任公演を務めた。助演には神田茜、三遊亭天どん、入船亭扇辰らが名を連ねる。
芸歴
[編集]人物
[編集]夫は同じ落語家の柳家小八。
入門前は食品系の企業で人事担当をしていた。そこでの経験が自身の新作落語にも生かされている。
主に新作落語を演じる。女性という立場を生かした独自の視点による作品が多く、落語評論家の広瀬和生に『「女でも落語ができる」ではなく「女だからこそ面白い落語ができる」との明確なヴイジョンを以って落語の歴史を塗り替える日も近い?』と評されている[6]。
柳亭こみちと仲がいい。「ちょっと立ち話を」のつもりで2時間も話していたこともある。
出囃子
[編集]演目
[編集]自作
[編集]- おじいせん
- オレオレ
- コンビニ参観
- 影の人事課
- 銀座なまはげ娘
- すぶや
- 卒業
- 匿名主婦 只野人子
- とんがりコーンそのまま食べるか?指にはめてから食べるか?
- 夏の顔色
- ヒーロー
- 二人の秘密
- プロフェッショナル
他作
[編集]- 奥山病院奇譚
- 恋するヘビ女
- 座席無き戦い
- バリバリ女子大生
- 落語の仮面シリーズ
- 第一話「三遊亭花誕生」
- 第二話「嵐の初天神」
- 第三話「トキ危機一髪」
- 第四話「テレビ仮面舞闘会」
- 第五話「恋する宮戸川」
- 第六話「あや姫伝説」
- 第七話「短命からの脱出」
- 第八話「高座への螺旋階段」
- 第九話「二人の豊志賀」
- 第十話「走れ元犬 真打への架け橋」
他作
[編集]- 最悪結婚式[注 1]
メディア
[編集]ラジオ
[編集]- すっぴん!(NHKラジオ第一放送) コーナー「ひざウチ!ふにオチ!」 プレゼンター (2018年4月 - 2019年3月)
- 春風亭昇太のラジオビバリー昼ズ(ニッポン放送) 落語応援月間「生放送中に三題噺に挑戦!」(2021年5月19日) - お題は「クラウドファンディング・ニュースキャスター・あい」。
ポッドキャスト
[編集]- 新ニッポンの話芸 ポッドキャスト(ゲスト出演。第85回から第88回)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 作:土屋崇之
出典
[編集]- ^ a b c d e “三遊亭粋歌(落語協会)”. 2017年1月17日閲覧。
- ^ “三遊亭粋歌(円丈らくご塾)”. 2017年1月17日閲覧。
- ^ “春風亭昇々が「渋谷らくご大賞」、三遊亭粋歌が「渋谷らくご創作大賞」受賞(お笑いナタリー)” (2016年12月14日). 2017年1月17日閲覧。
- ^ “令和3年 春 真打昇進決定”. 落語協会 (2020年7月1日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “令和3年 春 真打昇進襲名披露興行”. 落語協会 (2020年11月1日). 2020年12月29日閲覧。
- ^ 佐藤謙次(サンケイリビング新聞社事業部). “by広瀬和生『粋歌の新作コレクション2018春』”. 「舞台袖より愛をこめて」. サンケイリビング新聞社. 2018年8月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 弁財亭和泉 - 落語協会
- 弁財亭和泉 (@s_sui_s) - X(旧Twitter)
- 三遊亭粋歌の時々通信 - Ameba Blog
- 弁財亭和泉 (suika.sannyuutei) - Facebook