ショウジョウトラノオ
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(ワルスゼウィクジア・コッキネアから転送)
ショウジョウトラノオ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ショウジョウトラノオ
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Warszewiczia coccinea (Vahl) Klotzsch | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ショウジョウトラノオ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
chaconia |
ショウジョウトラノオ[1](猩々虎の尾[2]; 学名: Warszewiczia coccinea)は、被子植物のうちのアカネ科の1種。別名はチャコニア(chaconia)、ワイルド・ポインセチア(wild poinsettia)、プライド・オブ・トリニダード・トバゴ(pride of Trinidad and Tobago)。
熱帯アメリカ原産で[3]、トリニダード・トバゴの国花である[2]が、これは同国がイギリスから独立した8月31日にこの花が咲くことにちなむ。
特徴
[編集]ベニマツリ(Rondeletia odorata)やルクリア・グラティッシマ(Luculia gratissima)とは近縁種である[3]。常緑の花木である本種の特徴は、鮮やかな赤色の苞(ほう)と目立たない黄色の花弁からなる花序である。花序の長さは60センチメートルに達し、垂れ下がる[4]。高さが6メートルにもなる高木で、葉は長さ60センチメートル、幅30センチメートルである[5]。
利用
[編集]アニスのような香りの根は、媚薬の性質を持つとされる。また抗がん成分を有する[6]。
パナマなどでは普通に栽培されている[6]が、日本では珍しい花であり、はままつフラワーパークで栽培されている[2]。栽培品種であるダブル・チャコニアは、苞が2列になったもので、広く栽培されている。ダブル・チャコニアは道端の野生種を挿し木したものを起源とする。種子からの繁殖にはいまだ成功していないため、ダブル・チャコニアはすべて挿し木によって繁殖させたものである。
脚注
[編集]参考文献
[編集]英語・日本語:
- コーナー, E. J . H.、渡辺, 清彦『図説熱帯植物集成』廣川書店、1969年、723頁。
日本語:
- トーマス・クロート 著「アメリカ熱帯のフロラ調査」、週刊百科編集部 編 編『朝日百科 植物の世界 9 双子葉類9 単子葉類1』朝日新聞社、1997年10月1日、286-288頁。ISBN 4-02-380010-4。
- 横井政人 著「ベニマツリ」、週刊百科編集部 編 編『朝日百科 植物の世界 2 種子植物 双子葉類2』朝日新聞社、1997年10月1日、11-12頁。ISBN 4-02-380010-4。