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ルブライアン・ナッシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルブライアン・ナッシュ
Le'Bryan Nash
フリーエージェント
ポジション SF
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1992-06-30) 1992年6月30日(32歳)
出身地 テキサス州ダラス
身長 201cm (6 ft 7 in)
体重 107kg (236 lb)
キャリア情報
出身 リンカーン高校英語版
オクラホマ州立大学
ドラフト 2015年 ドラフト外
経歴
2015-2016福島ファイヤーボンズ
2016-2017リオグランデバレー・バイパーズ
2017-2018釜山KTソニックブーム
2018ヒューストン・ロケッツ
2018-2019東京八王子ビートレインズ
2020CAペニャロール
2020マッカビ・ハイファ
2020-2021仙台89ERS
受賞歴
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
獲得メダル
男子バスケットボール
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
FIBAアメリカU-18選手権
2010年 U-19

ルブライアン・ナッシュLe'Bryan Nash, 1992年6月30日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のプロバスケットボール選手。ポジションはスモールフォワード

2015年にbjリーグ福島ファイヤーボンズと契約しプロ選手となる。bjリーグ 2015-16シーズンの最多得点のタイトルを獲得し、ベストファイブにも選出された。

経歴

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高校

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リンカーン高校英語版に入学し、Rivals.comでは#6[1]Scout.comでは#8のプレイヤーとして評価された[2]ESPNUのプレイヤーランキングでは、スモールフォワード部門で3位に評価された[3]

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
ルブライアン・ナッシュ
SF
ダラス リンカーン高校 6 ft 7 in (2.01 m) 230 lb (100 kg) 2010年10月21日 
リクルート スターレーティング英語版: Scout:5/5 stars   Rivals:5/5 stars   247Sports:5/5 stars    ESPN:5/5 stars

大学

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2010年10月21日にコミットされ、同年8月20日にオクラホマ州立大学キャンパスを訪ずれた後、同大への入学にサインした[4]オクラホマステートカウボーイズのヘッドコーチ、トラヴィス・フォードは、ナッシュがカウボーイズへ合流することで「直ちに私たちを改善してくれる。」と述べた[5]

大学での成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2011-12 オクラホマ州立大 28 23 25.1 .394 .235 .730 5.0 1.5 0.6 0.4 13.3
2012-13 オクラホマ州立大 33 33 28.9 .572 .406 .881 7.1 4.8 2.6 3.2 14.0
Career オクラホマ州立大 61 56 27.0 .483 .321 .806 6.1 3.2 1.6 1.8 18.5

プロとして

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2015年のNBAドラフトで指名を受けず、NBAサマーリーグヒューストン・ロケッツのメンバーとして出場し[6]、8月25日にはbjリーグ福島ファイヤーボンズと契約することが決まった[7]。10月には週間MVP[8]、月間MVPを獲得した[9]

1月にはbjリーグオールスターゲームに選出され、25得点9リバウンドを挙げMVPに選ばれた[10]

2016年2月28日、伊那市民体育館で行われた信州ブレイブウォリアーズ戦で54得点を挙げ、1試合最多得点のリーグ新記録を更新し、2度目となる週間MVPに選出された[11]

このシーズンは1試合平均26.6得点の記録を残し、リーグ最多得点のタイトルを獲得[12]。ベストファイブにも選ばれた[13]

2016年のNBAサマーリーグにミルウォーキー・バックスのメンバーとして出場[14]。10月22日にはNBAヒューストン・ロケッツと契約し、24日に解雇[15]、ロケッツと提携するNBAデベロップメント・リーグリオグランデバレー・バイパーズに加わり、NBA入りを目指すことになった[16]。2017年2月16日に解雇された[17]

2017年12月24日、KBL釜山KTソニックブームと選手契約を結んだ[18]

2018年3月23日、ヒューストン・ロケッツと10日間の契約を結ぶ[19]。ロケッツでは出場機会が無いまま契約は終了した[20]

2018年8月24日、東京八王子ビートレインズと契約し、日本に復帰した。

2020年1月、アルゼンチンのCAペニャロールと契約、2020年10月、イスラエルのマッカビ・ハイファと契約、2020年12月、仙台89ERSと契約し、再び日本に復帰した[21]

2021年4月21日、越谷アルファーズ戦で負傷し、右アキレス腱を断裂。

私生活

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母親はサマンサ・ナッシュ。母親のことは愛情を込めて「T-レディ」と呼んでいる[22]

リンカーン高校においてA/B優等生のメンバーであった。リンカーン高校の卒業生にはクリス・ボッシュがいる。東京アパッチで活躍したバイロン・イートンとは、異母兄弟である。

表彰

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  • 2008 Newcomer the Year
  • 2009 and 2010 All-Area First Team
  • 2009 and 2010 All-State
  • 2010 FIBA America U18 Champion
  • 2011 McDonald's All-American team selection
  • 3 time (2008, 2009, 2010) All-Conference selection
  • bjリーグ 2015-16 最多得点
  • bjリーグ ベストファイブ(2015-16)
  • bjリーグオールスターゲーム MVP(2015-16)

参照

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  1. ^ Yahoo Sports: Rivals.com Ranking - Rivals150 for the class of 2011”. Rivals.yahoo.com. 2010年8月26日閲覧。
  2. ^ Scout.com: Men's Basketball Recruiting”. Scouthoops.scout.com. 2010年8月26日閲覧。
  3. ^ College Basketball Recruiting - ESPNU 100 - ESPN”. Insider.espn.go.com. 2010年8月26日閲覧。
  4. ^ Rivals.com: LeBryan Nash Bio”. rivals.yahoo.com (2011年3月31日). 2011年8月25日閲覧。
  5. ^ Scout.com: Ford: Nash Makes Us Better Immediately”. oklahomastate.scout.com (2011年3月31日). 2011年8月24日閲覧。
  6. ^ Mark Cooper (2015年7月4日). “Le'Bryan Nash to join Houston Rockets' summer-league team”. OSU Sports. 2016年10月26日閲覧。
  7. ^ 【プレスリリース】ルブライアン ナッシュ選手との選手契約合意のお知らせ”. 福島ファイヤーボンズ (2015年8月25日). 2016年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月25日閲覧。
  8. ^ 【ニュース】ローソン“Ponta”週間MVP ルブライアン ナッシュ選手受賞のお知らせ”. 福島ファイヤーボンズ (2015年10月15日). 2016年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月15日閲覧。
  9. ^ 【お知らせ】ローソン“Ponta”月間MVP「ルブライアン ナッシュ選手」受賞”. 福島ファイヤーボンズ (2015年11月5日). 2016年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月5日閲覧。
  10. ^ TURKISH AIR LINES bj League ALL STAR GAME in SENDAI Photo Report”. ABOVE MAGAZINE (2016年1月28日). 2016年10月26日閲覧。
  11. ^ date=ローソン“Ponta”週間MVPは、福島・ナッシュ選手”. bjリーグ (2016年3月2日). 2016年10月26日閲覧。
  12. ^ 最後のbjリーグ、福島のルブライアン・ナッシュが最多得点に輝く”. バスケット・カウント (2016年4月27日). 2016年10月26日閲覧。
  13. ^ 2015-2016シーズン アワード受賞者発表”. bjリーグ (2016年4月27日). 2016年10月26日閲覧。
  14. ^ “Dynamic scorer Nash to play for Milwaukee Bucks in Las Vegas Summer League”. (2016年7月5日). http://www.japantimes.co.jp/sports/2016/07/05/basketball/nba/dynamic-scorer-nash-play-milwaukee-bucks-las-vegas-summer-league/#.WA_wb7PL32Y 2016年10月26日閲覧。 
  15. ^ "Rockets Waive Three Players" (Press release). ヒューストン・ロケッツ. 24 October 2016. 2016年10月26日閲覧
  16. ^ Jonathan Feigen (2016年10月22日). “Rockets sign Le'Bryan Nash for D-League affiliate”. Houston Chronicle. http://www.chron.com/sports/rockets/article/Rockets-sign-Le-Bryan-Nash-for-D-League-affiliate-10127976.php?cmpid=twitter-desktop 2016年10月26日閲覧。 
  17. ^ NBA D-League Transactions”. NBA.com. 2017年3月1日閲覧。
  18. ^ Le'Bryan Nash (ex Toros) agreed terms with Sonic Boom KT”. asia-basket.com. Eurobasket Inc. (December 24, 2017). December 24, 2017閲覧。
  19. ^ Rockets' Le'Bryan Nash: Signing with Rockets”. CBS Sports (March 23, 2018). March 23, 2018閲覧。
  20. ^ Bruno Manrique (2018年3月30日). “NBA Houston Rockets sign Tim Quarterman to 2-year deal”. ClutchPoints.. 2018年4月2日閲覧。
  21. ^ 2020-21シーズン ルブライアン・ナッシュ選手契約合意のお知らせ”. 仙台89ERS (2020年12月11日). 2021年3月6日閲覧。
  22. ^ USA Basketball: LeBryan Nash bio”. usabasketball.com (2010年5月30日). 2011年8月24日閲覧。

外部リンク

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