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ライドオンエクスプレスホールディングス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
RIDE ON EXPRESS HOLDINGS Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 6082
2013年12月3日上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-6317
東京都港区三田3-5-27
住友不動産東京三田サウスタワー17階
設立 2001年平成13年)7月
業種 サービス業
法人番号 2010401067115 ウィキデータを編集
事業内容 持株会社として以下の事業を管理
フードデリバリー事業の運営及びフランチャイズチェーン店の加盟募集・指導業務
リトルアーティストの制作・販売
代表者 代表取締役社長 江見 朗
資本金 10億4444万円
(2021年3月31日現在)
発行済株式総数 10,837,892株
(2021年3月31日現在)
売上高 連結253億84百万円
(2021年3月期)
純資産 連結73億80百万円
(2021年3月31日現在)
総資産 連結123億14百万円
(2021年3月31日現在)
従業員数 単体387名(2021年3月31日現在)
主要株主 株式会社エミA&Y 21.67%
江見 朗 7.57%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 6.23%
松島 和之 2.00%
株式会社日本カストディ銀行 1.82%
冨板克之 1.73%
株式会社嶋村吉洋映画企画 1.33%
渡邊一正 1.25%
中村格彰 1.01%
水谷俊彦 0.97%
(2024年6月26日現在[1]
外部リンク https://www.rideonexpresshd.co.jp/ (日本語)
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株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス は、東京都港区に本社を置く持株会社で、グループとして宅配専門のチェーン店を展開している。

宅配寿司の市場では2020年時点で56%のシェアを占める[2]業界最大手である。

沿革

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高校卒業後に米国留学を経て寿司職人として働いた経験を持つ江見朗が創業した会社が当社の源である[2]

  • 1992年(平成4年)
    • 4月 - 岐阜市にて創業
    • 4月 - サンドイッチの宅配業務を始める
  • 1995年(平成7年)7月 - 「株式会社サブマリン」設立
  • 1998年(平成10年)
  • 2000年(平成12年)3月 - 宅配寿司「寿司衛門」から宅配寿司「銀のさら」に名称変更[3]
  • 2001年(平成13年)
    • 7月 - 株式会社サブマリンなどが出資し、『株式会社レストラン・エクスプレス』(現法人)設立
    • 8月 - 「株式会社レストラン・エクスプレス」としての1号店宅配寿司「銀のさら」オープン
    • 10月 - FC銀のさら加盟募集開始
  • 2002年(平成14年)
    • 3月 - 株式会社サブマリンを100%子会社化。
    • 4月 - 本社を東京都台東区に移転
    • 7月 - 宅配寿司「銀のさら」100店舗
    • 10月 - 100%子会社の「サブマリン」を吸収合併
    • 11月 - 宅配寿司「銀のさら」200店舗
  • 2004年(平成16年)
    • 1月 - 銀のさら「1800万人達成記念感謝DM」が、日本郵政公社実施の「第18回全日本DM大賞佳作」入賞
    • 6月 - 新ブランド宅配釜飯「釜寅」の第1号店オープン
  • 2005年(平成17年)6月 - 「銀のさら」メニューの大幅改定とサイドメニュー販売の開始
    • 10月 - FC宅配寿司「銀のさら」宅配釜飯「釜寅」の複合店舗の加盟募集開始
  • 2006年(平成18年)
    • 1月 - 宅配釜飯「釜寅」50店舗
    • 2月 - リトルアーティストの販売を開始
    • 6月 - 業態名を宅配釜飯「釜寅」から宅配御膳「釜寅」に変更
    • 12月 - 本社を東京都港区に移転
  • 2008年(平成20年)
    • 7月 - ファインダイン株式会社の発行済株式を100%取得
    • 9月 - 釜寅100店舗
    • 11月 - 銀のさら地方限定CM(Experiment篇)が釜山国際広告祭にてブロンズ賞を受賞
  • 2009年(平成21年)
    • 3月 - 宅配寿司「銀のさら」300店舗
  • 2010年(平成22年)
    • 4月 - 100%子会社の「ファインダイン」を吸収合併。銀のさら全国CMを(一部地域を除く)放映開始(出会い篇)
    • 10月 - 銀のさらCM(出会い篇)が2010 50th ACC CM FESTIVALにてテレビCM部門ブロンズ賞を受賞
  • 2011年(平成23年)3月 - 新業態「カレーキャリー(欧風カレー専門店)」と「あげ膳(宅配とんかつ)」1号店を運営開始
  • 2012年(平成24年)
    • 2月 - 高齢者向け・総菜の宅配「銀のお弁当」1号店を「銀のさら」に付設し複合店舗として運営を開始
    • 4月 - 宅配寿司「銀のさら」350店舗
  • 2013年(平成25年)
    • 4月 - 株式会社レストラン・エクスプレスから株式会社ライドオン・エクスプレスに社名変更
    • 12月 - 東京証券取引所マザーズに上場。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月 - 宅配寿司「ろくめいかん」(2015年9月に「すし上等!」へ統合)1号店を「銀のさら」に付設し複合店舗として運営を開始
  • 2015年(平成27年)
    • 4月 - 宅配寿司「すし上等!」1号店を「銀のさら」に付設し複合店舗として運営を開始
    • 11月 - 東京証券取引所第一部に市場変更。
  • 2016年(平成28年)
    • 3月 - 宅配寿司「すし上等!」150店舗達成。総店舗数700店舗達成。
  • 2017年(平成29年)10月 - フランチャイズ本部機能・首都圏以外の直営店舗事業を株式会社ライドオンエクスプレスへ、首都圏の直営店舗事業・宅配代行事業を株式会社ライドオンデマンドへ、それぞれ新設分割し持株会社化。株式会社ライドオン・エクスプレスから株式会社ライドオンエクスプレスホールディングスに社名変更
  • 2018年(平成30年)1月 - ライドオン・エースタート2号投資事業有限責任組合を設立。
  • 2019年(令和元年)7月 - 和食レストラン「銀のさら」を岐阜県岐阜市に出店
  • 2020年(令和2年)3月 - 宅配寿司「銀のさら」20周年
  • 2021年(令和3年)4月 - 宅配サービス「DEKITATE」1号店を東京都港区に出店
  • 2022年(令和4年)9月 - タイ・バンコクに初の海外出店
  • 2023年(令和5年)10月 - 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更

コロナ禍の突入後のフードデリバリー市場の急成長に乗じ、2021年3月期の売上高は急伸、営業益、純利益とも過去最高を更新した。今後の新戦略として。「ギグエコノミー型の注文受付・配送の活用」「テイクアウトの本格化」「ブランドの複合化」を挙げている。社長の江見は「これまで衣食住の食の分野だけ1強企業が存在していない。当社は食の分野のユニクロを目指したい」と野心を口にする[2]

運営店舗

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2017年3月現在

  • 宅配寿司「銀のさら」 - 362店舗
  • 宅配御膳「釜寅」 - 185店舗
  • 宅配寿司「すし上等!」 - 153店舗
  • 宅配代行「ファインダイン」 - 20店舗
  • 宅配専門店「カレーキャリー」- 1店舗
  • 宅配とんかつ「あげ膳」 - 1店舗
  • お食事宅配「銀のお弁当」 - 1店舗

複数の業態を併設している場合(「銀のさら」と「釜寅」の店舗が同居しているなど)もあり、実際の店舗設置数は単純に合計とはならない。大半の店舗は賃借料の安い路地裏に位置していて、ブランドと商品は知られているが誰も店舗を見たことがないという意味で社長の江見は「(銀のさらは)"ツチノコ"ブランドである」と評している。今後は表道路沿いへの移設も進めるとしている[2]

その他事業

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  • リトルアーティスト

メディア

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書籍

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関連書籍

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  • 『怒らない経営 銀のさらを日本一にした「すべてに感謝する」生き方』(著者:江見朗)(2012年5月18日、イースト・プレス)ISBN 9784781607771

注釈

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  1. ^ [1] ライドオンエクスプレスホールディングス 有価証券報告書
  2. ^ a b c d 「ポストコロナに描く新戦略「食のユニクロ」目指す道筋」週刊東洋経済2022年10月15日号 p.20~21
  3. ^ a b 宅配寿司業界で一人勝ち「銀のさら」、創業社長が明かす秘訣は“怒らない経営” | bizSPA!フレッシュ”. bizspa.jp. 2022年1月13日閲覧。
  4. ^ 怒りを排除して、ビジネスを科学せよ! - テレビ東京 2011年7月28日

外部リンク

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