リュレッド・ダ・マール
表示
(リュレット・ダ・マールから転送)
州 | カタルーニャ州 |
---|---|
県 | ジローナ県 |
コマルカ | セルバ |
司法管轄区 | ブラーナス |
面積 | 48.7 km² [1] |
標高 | 5m |
人口 | 38,624 人 (2014年[1]) |
人口密度 | 793.1 人/km² |
住民呼称 | lloretenc/-ca |
自治体首長 (2015年) |
Jaume Dulsat Rodríguez (CDC)[2] |
議会構成 [5] | CDC:6 MILLOR[3]:4 PSC:3 ERC:2 ICV-EUiA:2 C's Lloret de Mar:2 PPC:1 En Lloret sí, se puede[4]:1 |
守護聖人 | Sant Romà、Santa Cristina |
北緯41度42分09秒 東経02度50分59秒 / 北緯41.70250度 東経2.84972度座標: 北緯41度42分09秒 東経02度50分59秒 / 北緯41.70250度 東経2.84972度
|
リュレッド・ダ・マール(カタルーニャ語: Lloret de Mar IPA:[ʎuˈɾɛd də ˈmar])は、スペイン・カタルーニャ州ジローナ県のムニシピ(基礎自治体)。
歴史
[編集]イベリア人、ローマ人の定住地跡が見つかっている。966年、Lauredoの名で初めて公文書に名が記された。これはラテン語で月桂樹を意味するLauretumから派生している。ジローナ伯領に加えられた中世の間、地中海沿岸のヨーロッパ都市と同様に、リュレッドはサラセン人海賊の襲撃にさらされ続けてきた。Ses Almorratxesという名の地元の舞踊は、この時代にできたものとされている。
現在の市街は15世紀以降に海岸部に形成された(かつての市街は、海賊の襲撃を避けるためか海岸から1kmほど内陸にあった)。18世紀のリュレート港(現存しない)は貿易で繁栄し、新大陸の成功者による邸宅が往時をしのばせる。
かつては漁業と農業の小さな町であった。1950年代から美しい砂浜のある観光地として人気を集め、1990年代以降、EU諸国からの移住者が急増した。現在は人口の約4割が移住者である。
人口
[編集]リュレッド・ダ・マールの人口推移 1900-2014 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[6]、1996年 - [7] |
みどころ
[編集]- サン・ルマー教会 - 16世紀。ゴシック様式とルネサンス様式
- サン・ジュアン城 - 原型は11世紀につくられた。海賊やフランス、トルコ、イギリスの艦隊からの攻撃に耐えうる防衛設備でもあった。
- リュレッド・ダ・マール墓地 - ムダルニズマ建築。
出身者
[編集]- フェルミ・レイシャック(1946-) : 俳優。
- ニーナ・アグスティ(1966-) : 歌手。
- イバン・ティバウ(1973-) : ホッケー選手。
- ホセ・ルイス・ブランコ・ケベード(1975-) : 陸上競技選手(中距離)。2006年ヨーロッパ選手権3000メートル障害銀メダル。
- アンヘル・ムリェラ(1984-) : 陸上競技選手(障害走)。2014年ヨーロッパ選手権3000メートル障害銅メダル。
- ミゲル・モリーナ(1989-) : レーシングドライバー。
- マルク・ムニエサ(1992-) : サッカー選手。
姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “IEC(カタルーニャ統計局)” (カタルーニャ語). カタルーニャ自治州政府. 2015年10月11日閲覧。
- ^ “Alcalde, Consistori i Govern municipal, Ajuntament” (カタルーニャ語). Ajuntament de Lloret de Mar. 2015年10月11日閲覧。
- ^ MILLORはMoviment Independent de Lloret(リュレート無所属運動)、ローカル政党。
- ^ ポデーモス系の選挙連合。
- ^ “Grups Municipals, Consistori i Govern municipal, Ajuntament” (カタルーニャ語). Ajuntament de Lloret de Mar. 2015年10月11日閲覧。
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.