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ラドミアク・ラドム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラドミアク・ラドム
原語表記 Radomiak Spółka Akcyjna[1]
愛称 Zieloni (The Greens)
クラブカラー 緑、白
創設年 1910年
所属リーグ エクストラクラサ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン ラドム
ホームスタジアム スタディオン・ラドム
収容人数 15,000[2]
代表者 ポーランドの旗 スワウォミル・ステンピニェフスキ
監督 ポルトガルの旗 ブルーノ・バルタザール
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ラドミアク・スプウカ・アクツィイナRadomiak Spółka Akcyjna (Radomiak S.A.)、通称ラドミアク・ラドムRadomiak Radom)は、ポーランド中東部、マゾフシェ県の都市ラドムをホームタウンとする、ポーランドプロサッカーリーグ(エクストラクラサ)に加盟するプロサッカークラブ[3]。愛称はグリーンズ(Greens)。

歴史

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ラドムスポーツ協会

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1910年、サイクリングテニススケート体操のセクションと共に、帝政当局から許可を得てラドムスポーツ協会が設立された。1年後、サッカーチームは最初の試合を行い、ワルシャワチームに5対2で敗北した。なおこの試合では、選手たちはそれぞれの個人の服を着用し、普通の靴を履いてプレーしていた。第一次世界大戦で活動を中断した後の1921年、スポーツ協会の構造が崩壊し、ラドムスキーコウォスポルトウェ(協会の活動継続者)とチャルニの2クラブに分かれた。

1924年、ワルシャワ地区のクラスBに昇格。1年後、トップクラスに昇格。1928年、ポーランドサッカー協会により創立された、ラドムキエルツェチェストンホバザグウェンビエを地域とする新たなサッカー地区で1932年、翌年1932年に地区2位の成績を残した[4]。その後、1939年からの第二次世界大戦により、多くの有力選手やクラブに携わる人々が死亡した。

6年ぶりとなる戦後最初のゲームは、ブラックカウンシルに1対3で敗北した。1954年、クラスBに降格。これにより大幅に資金が削減されたこともあり、クラブは1960年代半ばに活動を休止。1945年に設立されたラドミアク・ラドムが伝統を引き継いだ。

ラドミアク

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1945年4月7日、「バタ」スポーツクラブが設立された。同年7月13日、ラドミアクスポーツクラブに名前が変更された。当時靴工場のマネージングディレクターを務めていたウウォジミェシュ・スキビンスキがクラブの名誉会長となった。彼がクラブ名、紋章、白、緑の色を決定した。

ラドムとラドミアクの融合

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1967年、ラドムスポーツクラブとラドミアクスポーツクラブが合併し、ラドムスポーツクラブ「ラドミアク」が誕生した。1969年と1972年に第2リーグに昇格したが、どちらも1シーズンで降格となった。再度昇格した1976/1977シーズンでは5位、1982/1983シーズンは秋季ラウンドチャンピオン、春季は第2グループ3位となった。

初の1部昇格

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1983/1984シーズンに、第2リーグ首位でシーズンを終え、第1リーグへの昇格を果たした。初の第1リーグ昇格であるこのシーズンは当時の会長リシャルト・アントニエヴィッチの積極的な補強の効果もあり、秋のラウンドの後では5位となったが、春から大幅に勝ち点を落とした結果、15位となり第2リーグ降格となった。

20世紀の1990年代と21世紀

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第2リーグに降格後の数年間は下降傾向を止めることができず、1989年には第3リーグに降格、さらに1991年には第4リーグに降格した。その後も昇格と降格を繰り返した。

2008年、協会は債務のために破産を宣告され、代わりに株式会社が設立された。チームは新しい第4リーグ(以前の第5リーグに相当)でプレーするライセンスを取得し、史上初めて第5リーグティアでの試合に参加した。2008/2009シーズンに1位でシーズンを終え直接第3リーグに昇格した。2年後、2010/2011シーズンに1位でシーズンを終え第2リーグに昇格した。その後第3リーグに降格することもあったが、2018/2019シーズンには第1リーグに昇格した。そして遂に2021/2022シーズンに第1リーグで1位となり、36年ぶりにエクストラクラサに昇格した[5]

過去の成績

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シーズン リーグ 順位 ポーランド・カップ
2015-16 IIリガ 8位
2016-17 IIリガ 4位 ベスト32
2017-18 IIリガ 5位 ベスト64
2018-19 IIリガ 1位 ベスト64
2019-20 Iリガ 4位 ベスト32
2020-21 Iリガ 1位 ベスト16
2021-22 エクストラクラサ 7位 ベスト64
2022-23 エクストラクラサ 10位 ベスト16
2023-24 エクストラクラサ

現所属メンバー

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2024年9月7日現在[6]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ポーランド マチェイ・キコルスキ
4 DF アゼルバイジャン ラヒル・マンマドフ
5 DF ポーランド ダリウシュ・パフウォフスキ
6 MF ポルトガル ブルーノ・ジョルダン
7 MF ブラジル ジョアン・ペグロウ
8 MF ブラジル ルイゾン
9 MF ブラジル レアンドロ・ロッシ
10 MF スイス ロベルト・アルヴェス
11 MF ブラジル カピタ
12 GK ポーランド クリスティアン・ハルチニスキ
13 DF ポーランド ヤン・グジェシク
14 DF ポーランド ダミアン・ヤクビク
16 DF ポーランド マテウシュ・チホツキ
17 FW ポルトガル レオナルド・ローシャ
19 FW コロンビア ジャン・フランコ・サルミエント
No. Pos. 選手名
20 MF ポーランド ラドスワフ・チェレメンツキ
21 MF ポーランド ヤクブ・スノプチニスキ
23 DF ポルトガル パウロ・エンリケ
24 DF コートジボワール ジエ・ワッタラ
27 MF ポーランド ラファウ・ヴォルスキ
28 MF ポーランド ミハウ・カプト
29 DF ブラジル ラファエウ・ロッシ (キャプテン)
31 GK ポーランド ツェザリ・ヴォウォヴィエツ
37 MF ポーランド ミコワイ・モレンドフスキ
44 GK ポーランド ヴィクトル・コプタス
70 FW カーボベルデ ヴァグネル
77 MF ギリシャ フリストス・ドニス
88 MF ポルトガル シッコ・ラモス
99 FW ブラジル Guilherme Zimovski
監督

歴代所属選手

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脚注

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  1. ^ Kontakt” (ポーランド語). Radomiak Radom. 24 March 2022閲覧。
  2. ^ W budowie: Stadion Radomiaka Radom – Stadiony.net”. stadiony.net. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  3. ^ Kontakt” (英語). Oficjalny serwis klubu RKS Radomiak Radom. 2022年10月20日閲覧。
  4. ^ Historia - Klub - Radomiak Radom 1910 SA - Radomiak.pl”. web.archive.org (2015年9月11日). 2022年10月20日閲覧。
  5. ^ S.A, Telewizja Polska (2021年6月13日). “Radomiak i Bruk-Bet zagrają w Ekstraklasie!” (ポーランド語). sport.tvp.pl. 2022年10月20日閲覧。
  6. ^ Zawodnicy” (ポーランド語). Radomiak Radom. 20 March 2023閲覧。

外部リンク

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