モンスターラボホールディングス
本社がある恵比寿プライムスクエアタワー | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | ML |
本社所在地 |
日本 〒150-0012 東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー4階 北緯35度39分0.5秒 東経139度42分45.4秒 / 北緯35.650139度 東経139.712611度座標: 北緯35度39分0.5秒 東経139度42分45.4秒 / 北緯35.650139度 東経139.712611度 |
設立 | 2006年2月3日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3013201019037 |
事業内容 | デジタルコンサルティング事業、プロダクト事業(RPAツール、店舗向けオーダーシステム等) |
代表者 | 代表取締役社長CEO 鮄川宏樹 |
資本金 |
19億4057万6000円 (2023年12月期) |
売上高 |
133億4696万円 (2023年12月期) |
営業利益 |
▲20億5673万円 (2023年12月期)[1] |
経常利益 |
▲8億3893万円 (2023年12月期)[1] |
純利益 |
▲26億9847万円 (2023年12月期)[1] |
純資産 | 28億7928万円(2023年12月期) |
総資産 |
147億2878万円 (2023年12月期)[1] |
主要子会社 |
モンスターラボ モンスターラボBX A.C.O. |
外部リンク | https://monstar-lab.com/ |
株式会社モンスターラボホールディングス(Monstarlab Holdings Inc.)は、東京都渋谷区に本社を置く、デジタルコンサルティング事業、ソフトウェアの開発及び販売等を行うアプリケーション開発会社。
概要
[編集]2006年2月3日、鮄川宏樹が株式会社モンスター・ラボを設立。社名の由来は、フランス語で「私の」を意味を表す「mon」と、星・スターを表す「star」の2つの語を用いた造語[2]。
デジタルコンサルティング事業(ビジネスの設計・企画、UX/UI デザイン、ブランディング、システム開発、アプリ開発からグロースハックまで、クライアントのDX推進をサポート)とプロダクト事業(デジタルコンサルティング事業を通じて蓄積されたインサイトと最先端の技術を駆使し、デジタルソリューションを自社で企画・開発。プロダクト化)を土台に、様々な事業を行なっている。
ミッションは、「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」[3]。
創業事業として2006年7月にインディーズアーティストとリスナーを感性によって結びつけるサイト「monstar.fm」をオープンさせたのを始めとし、2010年6月にはインターネット音楽放送「monstar.ch」をリリースし、現在も引き続き運営運営を行なっている。 その他にも、RPA(ロボットによる業務自動化)ツール等のプロダクト事業、デザイン・ITスキルと英語を掛け合わせて学ぶ事ができる「Monstar Academia」等を展開[4]。
沿革
[編集]- 2006年2月3日 「株式会社 モンスター・ラボ」創業 (東京都小金井市)
- 2011年2月1日 子会社「夢士達科技(成都」有限公司」を設立(中国(成都))
- 2014年2月1日 子会社「セカイラボ・ピーティーイー・リミテッド」を設立(シンガポール本社/東京支社)
- 2014年7月3日 Ruby開発拠点「島根開発拠点」を設立(松江市)
- 2015年5月1日 ソフトウェア開発企業「Asian Tech」をグループ子会社化 (ベトナム(ダナン))
- 2015年7月1日 営業拠点「上海拠点」を設立(上海、中国)
- 子会社「Sekai Lab Bangladesh」を設立(バングラデシュ(ダッカ))
- 2015年9月1日 子会社「Sekai Lab America」を設立(アメリカ(サンフランシスコ))
- 2016年1月31日 営業拠点「大阪拠点」を設立(大阪)
- 2016年9月1日 ソフトウェア開発企業「Lifetime Technologies」をグループ子会社化(ハノイ(ベトナム)))
- 2016年12月16日 ソフトウェア開発企業「ideyatech」をグループ子会社化(フィリピン(マニラ))
- 2017年4月1日 ソフトウェア開発企業「FREEMIGHT」をグループ子会社化(フィリピン(セブ))
- 2017年8月8日 デジタルプロダクト開発企業「Nodes ApS」をグループ子会社化(デンマーク(コペンハーゲン(本社)/オーフス)、イギリス(ロンドン))
- 2018年1月1日 アムステルダムに拠点を設立(オランダ(アムステルダム))
- 2018年2月1日 マンチェスターに拠点を設立(イギリス(マンチェスター))
- プラハに拠点を設立(プラハ(チェコ))
- 2018年4月1日 ドイツ(ベルリン)に拠点を設立
- 2018年4月25日 デザインコンサルティング企業「株式会社A.C.O.」をグループ子会社化(東京)
- 2018年7月21日 バンコク(タイ)に拠点を設立
- コワーキングスペース事業「Monstar Hub」開始
- 2018年10月9日 開発拠点「福岡拠点」を設立(福岡)
- 2018年10月10日 ソフトウェア開発会社「インプリシット」をグループ子会社化(デンマーク(コペンハーゲン/オーフス)、ウクライナ(ドニプロ))
- 2018年12月13日 子会社「モンスターラボゲームス」を設立(東京)
- 2019年 2月1日 子会社「Monstar Academia」を設立(フィリピン(セブ)
- IT教育事業「モンスター・アカデミア」開始
- 2019年4月3日 「ドバイ拠点」を設立(ドバイ首長国(ドバイ))[5]
- 2019年4月8日 デジタルプロダクト開発会社「Fuzz」をグループ子会社化(アメリカ(ニューヨーク/ボルダー(コロラド)))[6]
- 2019年4月9日 神戸に拠点を設立
- 2020年9月29日 コロンビアにボゴタ拠点を設立
- 2020年12月20日 RPA事業会社「モンスターラボオムニバス」設立[7]
- 2021年2月25日 Monstarlabとしてロゴを含むコーポレートアイデンティティを一新[8]
- 2021年6月21日 コンサルティング企業のIT BPO株式会社をグループ子会社化[9]
- 2021年7月1日 会社分割・持株会社制への移行を実施。旧「株式会社 モンスター・ラボ」は商号を「株式会社モンスターラボ ホールディングス」に変更し、持株会社化。「株式会社 モンスターラボ」を新設し、日本国内での事業を継承。[10]
- 2022年11月1日 2022年内に、サウジアラビア企業のコンサルティング事業を買収することを発表。2022年6月にはアラブ首長国連邦(UAE)のデザイン会社を子会社化しており、2件を合わせた買収額は約20億円[11]
- 2023年3月28日 東京証券取引所グロース市場へ上場。
- 2023年8月14日 日本を含めた世界各地におけるプロジェクトの縮小・延期、積極的な人材採用による人件費など原価・販管費の増加が重なり、通期は赤字に転落する見通しとして通期決算を下方修正。人員削減やグローバル拠点の縮小など構造改革を行うと発表。[12]
- 2024年5月31日:EMEAエリアで従業員の49%、AMERエリアで従業員の45%、AMERエリアで20名の人員削減を発表。またドイツの「Monstarlab Germany GmbH」、中国の「夢思特信息科技(上海)有限公司」の解散も発表。[13]
- 2024年6月13日 6月23日付で取締役副社長CFOの中原淳博が辞任することを発表。理由として赤字海外拠点の再編成などを挙げた。[14]
MLH本体の主な事業
[編集]グローバルソーシング事業を土台に、主に下記の2つの事業を展開している[15]。
- デジタルコンサルティング事業
- デジタルプロダクトの企画開発・運用。DX変革支援サービス。
- デジタル化における企業パートナーとして、事業全体のビジネス・サービスの企画設計から、UX/UIデザイン、システム・アプリ開発、運用迄の全行程をサポート。
- プロダクト事業
- PAツール、店舗向けオーダーシステム等のデジタル領域におけるビジネス課題に対し、蓄積されたインサイトと最先端の技術を駆使し、最適なソリューションを自社で企画・開発。プロダクト化し、多くの企業に提供。
- インディーズアーティストとリスナーを感性によって結びつけるサイト「monstar.fm」と、インターネット音楽放送「monstar.ch」の運営を行なっている。
提供プロダクト一覧
[編集]- koala
- RAX EDITOR(日本ではモンスターロボとしてサービス提供)
- TESTARLAB
- APPSTARS();(アップスターズ)
- Monstar Academia (モンスター・アカデミア)
- monstar.ch[16]
- MONSTAR.FM
拠点
[編集]本拠地
[編集]東京本社(日本/モンスターラボホールディングス (Monstarlab Holdings Inc.))
〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー 4F
国内拠点
[編集]- 仙台支社
- 大阪支社
- 神戸支社
- 島根開発拠点(松江)
海外拠点
[編集]関連会社
[編集]- 株式会社モンスターラボホールディングス(Monstarlab Holdings Inc.)
- 株式会社モンスターラボ(Monstarlab Inc.)
- Mons株式会社モンスターラボミュージック(Montarlab Music Inc.)
- 株式会社モンスターラボオムニバス(Monstarlab Omnibus Inc.)
- 株式会社A.C.O.(A.C.O. Inc.)[20]
- 株式会社モンスターラボ BX(Monstarlab BX Inc.)
- 梦思特科技(成都)有限公司
- Monstarlab Pte Ltd.
- Monstarlab Bangladesh Ltd.
- Monstarlab Manila, Inc.
- Monstarlab Cebu, Inc.
- Monstar Academia Cebu Inc.
- Monstarlab UK, Limited.
- Monstarlab Czech Republic s.r.o.
- Monstarlab Denmark, ApS.
- Monstarlab UAE DMCC
- Monstarlab Netherlands B.V.
- Monstarlab Thailand Co. Ltd.
- Monstarlab, LLC
- Koala Labs, Inc.
- Monstarlab Colombia S A S
脚注
[編集]- ^ a b c d 株式会社モンスターラボホールディングス 第17期決算公告
- ^ CEO Message 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ Mission-Values 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ プロダクト&プラットフォーム 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES“モンスター・ラボ、ドバイ拠点を新設し、中東市場に進出” 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES“モンスター・ラボ、米国デジタルプロダクト開発企業Fuzzを子会社化” 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES “RPA事業会社「モンスターラボオムニバス」設立のお知らせ”株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES “モンスター・ラボ、コーポレートアイデンティティを一新”株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES “モンスター・ラボ、IT BPOを子会社化”株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ “会社分割による持株会社制への移行および商号変更に関するお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月1日閲覧。
- ^ “サウジアラビア社のコンサル事業買収へ モンスターラボ”. 日本経済新聞 (2022年11月1日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “急成長から赤字転落見込みのモンスターラボ、拠点撤退や人員削減などで再成長図る”. ZDNET Japan (2023年8月21日). 2024年6月13日閲覧。
- ^ “IRニュース | モンスターラボ グループ”. 株式会社モンスターラボ. 2024年6月13日閲覧。
- ^ “モンスターラボ、取締役副社長の中原淳博氏が辞任 赤字海外拠点の再編などが理由”. RTB SQUARE. 2024年6月13日閲覧。
- ^ Our Business 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ “【モンスターラボミュージック】モンスター・チャンネルのロゴを刷新し、アプリをリニューアル” 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES “モンスター・ラボ、ハノイ・ダナンの2拠点を統合しMonstar Lab Vietnamを新設”株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ PR TIMES“モンスターラボ 、イギリスに第二のオフィスを開設” 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ 拠点情報 株式会社 モンスターラボホールディングス
- ^ “【A.C.O.】ブランド体験を共創するデザインプログラム「BX Camp」を提供開始” 株式会社 モンスターラボホールディングス